押し目狙いのチャートパターンと銘柄選択

本日は押し目狙いのチャートパターンと銘柄選択を見てみましょう。日経平均株価が下落調整しはじめると、押し目狙いの銘柄が増えてきます。

押し目買いとは、株価が上昇トレンドの状態ある場合での、一時的に株価が下落したポイントを狙います。株価が上昇する際には、上下の波ができます。上昇→調整→上昇→調整を繰り返しながら、高値を超えていきます。

その中で、株価が一時的に安くなっている調整局面で、買いタイミングを狙うのが押し目買いです。

押し目買いはトレンド判断とタイミングが、もっとも重要です。そこさえ間違えなければ、十分に利益を上げていくことができます。また今のように日経平均が下落調整してくるときほど、良い銘柄が見つかります。

チャートで見てみましょう。

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株価の波の調整局面は、RCIで見るのがお勧めです。RCIが下ってきたポイントでは、株価が調整入りし、RCIの値が-80%以下が押し目の底値水準です。また上昇の勢いが強い場合、RCIが-80%まで下がらずに上昇することもます。

またRCIは向きが重要です。RCIが下向きから上向きに転換した時は、調整から反発上昇に転換したことを意味しており、買いタイミングとなります。

図には9日と13日RCIが出ていますが、基本的には9日RCIを見ていただくのがお勧めです。13日RCIは、株価の波動が大きく、ゆっくりと動く銘柄に向いていますが、多くの銘柄は9日RCIの方が株価の動きに合います。

今回は、このようなRCIのポイントを動画で学んでみましょう。ぜひご覧ください。