篠原レシオの見方・使い方
一日の株価の動きをベースとして、科学的に株価予測のアプローチをするため考案されました。特に、仕手性の強い人気銘柄の売買ポイントを把握するために使われています。
A、B、Cという3つのレシオを用いますが、それぞれAレシオは強弱エネルギー、Bレシオは強弱人気、CレシオはA/Bレシオを補足するという意味を持っています。
Aレシオは単独でも用いられますが、Bレシオとの相関関係から分析するのがもっとも一般的です。Cレシオは、単独で強弱ベルトをつくって株価アプローチをし、いつ上がる・いつ下がるという「いつ」に挑戦することができます。
→篠原レシオの見方
→篠原レシオの作成方法
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(株)ストック・データバンク
◆篠原レシオの見方・使い方
<Aレシオ>
- ボックス相場では、Aレシオが100を中心にして上下20ぐらい、つまり高くても120、低い時でも80ぐらいの間を往来しているうちは、暴騰もなければ暴落もありません。
- 天井圏形成する過程では、Aレシオが150〜200〜300と上がって、強エネルギーを費やすと、株価は次第に上昇する力を失い、効用逓減の法則から次第に下降線に入る。
- Aレシオが、150以上に上がったあとは、株価が押し目に入ることに注意することが必要である。
- 上昇相場が底入れが浅い位置で反転する時は、Aレシオが70〜60に下げた時が、株価エネルギーがボトムに近い状態です。弱い相場ではもう少しポイントを下げて50〜40まで下げることがあり、60〜40をボトム形成中と見ます。
- Aレシオが、150以上の高いところで活躍した後に出たMN線の変化はやがて利食い売り線の出現を指示するのが原則です。
※MN線・・・ M線 Aレシオの押し目と次の押し目を結んだ線
N線 株価の押し目と次の押し目を結んだ線
MN線は、目測の形です。
<Bレシオ>
Bレシオは、人気のバロメーターです。Bレシオ100というのは強弱人気が均衡している状態で、強くもなければ弱くもないという時の現象です。株価が安値から何割か上昇した時、ふつうはBレシオもつれて150〜200〜300と次第に上昇します。200を示している時は、強人気が弱人気の2倍であるということを意味し、そろそろ人気が衰える時期(高値圏)と判断し、利食い売りも一策ではないかと予測できます。
また、原則としてBレシオが70〜50〜30と低い位置は、比較的長くつづき、大底形成中などの時に起こる現象です。いずれの場合も、Aレシオとの相対関係が必要となってきます。
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AレシオとBレシオを併用した見方
※銘柄によって、70を基準に100〜50の範囲のパターンと、50を基準に70〜40の範囲のパターンがあります。
実線=Aレシオ 点線=Bレシオ
A/Bレシオ急落押し目買い
A/Bレシオがともに高い位置から急落し、70ポイントを下回った時。
A/Bレシオ接近押し目買い
Aレシオが低い位置でエネルギーを蓄積した時、Bレシオが高い位置よりAレシオに接近した時。
BレシオがAレシオを下回る押し目買い
低い位置でAレシオを下回っていたBレシオが、70以下でAレシオにクロスしてきた時。
上昇中段のA/Bレシオ接近押し目買い
Aレシオが上昇しながら下降してきたBレシオに中段で接近し、クロスしてきた時。
レシオ急騰利食い売り
Bレシオの位置が押し目の位置から株価の上昇に伴ってあがり、2倍に上がった時利食い売り
株価が上放れの場合の売り
原則、株価が上放れた場合の利食い目標は、Bレシオの上昇前の3倍
MN線の変化で利食い売り
M線が下降に入っていながらN線がまだ上昇している時には、Bレシオが押し目かつ30%以上上昇したところが売り場。
<Cレシオ>
4つのベルトに対するCレシオの位置で売買サインを見ます。
Cレシオが4本のベルトよりも下に位置する時を買い場とします。
Cレシオが4本のベルトよりも上に位置する時を手仕舞いの売り場とします。
また、Bレシオの売り、買いパターンの例も参考になります。
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◆ 篠原レシオの作成方法(計算式)
<Aレシオ>
当日の始値を基準にして、その日の高値までの幅を強エネルギー、その日の安値までを弱エネルギーとして、過去n日間の強エネルギーを弱エネルギーで割って値を求めます。
通常は26日が使われます。
<Bレシオ>
当日の終値を基準にして、前日の終値より上に作用したエネルギーを強人気、下に作用したエネルギーを弱人気として、過去n日間の強人気を弱人気で割って値を求めます。
通常は26日が使われます。
<Cレシオ>
前日の中値を基準とし、当日の高値までの幅をプラスエネルギー、当日の安値までの幅をマイナスエネルギーとして計算します。n日間のマイナスエネルギーの合計で、n日間のプラスエネルギーの合計を割ります。通常は26日が使われます。
Cレシオは、A/Bレシオとの組み合わせではなく、主ベルトと副ベルトを作り、併用します。主ベルトは、40日線を17日先行させたものと、52日線を26日先行させたもので作成します。副ベルトは、10日線を5日先行させたものと、20日線を9日先行させたもので作成します。

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