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日経平均株価の動き(無料版)

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(2024年7月19日に株の達人の会員サイトで掲載されたものです。)
日経平均は、6月のボトム(38000円割れ)から切り返しました。今週までの動きを観察する中で、市場ではTOPIXが最高値更新してなかった事を見逃していました。世界では、米国大統領選でトランプ前大統領が優勢に傾いた事が、TOPIX、日経平均を吊り上げ、売り場を作った様に感じられました。売り場を急がせて作られた、高値達成感が強い4万2000円と感じられました。

6月をボトムに、7月から8月に向け、戻り相場から上昇に転ずると述べてきましたが、上記の様な理由から、一気に高値更新から高値形成の動きのため、8月も維持できるかどうかは不明となりました。チャート的には、3月高値(1番天井)を上回る、高値更新の高値形成(4万2000円)は2番天井形成です。2番天井を付けたと見れば、今後は徐々に崩れに向かうと見ています。

前週に、東証P時価総額(311)は1000兆円を上回りました。今週は1000兆円を下回りました。今まで相場をけん引してきた、半導体関連株、大型株、値がさ優良株が売られた事が分かります。今後、米国の半導体規制を先回りする処分売りから、牽引してきた株が売られることは、また上昇相場に戻さなければ、今後の日経平均は、先導株の動きに左右されると見なければなりません。

前週7/5発表の評価損率は、-4%台まで高くなりました。高値警戒ゾーンに再突入した事を意味します。今週発表-4.62%(7/12分)も2週続いて高く、7月高値は高値警戒ゾーンに達した事が分かります。過去の高い局面と株価の関係を比較すれば、売り場であり、今後しばらく調整局面が続くことが分かります。

個別株は、トランプ前大統領の政策をイメージした防衛関連など、先買いから大きく値上がりしました。逆に規制強化が予想される業種(半導体、ハイテクなど)は、吊り上げた後の高値形成から大幅反落に転じました。実際の発表がある時には、材料になってないでしょう。今後も当選を前提に、トランプ前大統領の公約、政策に株価は反応すると考えられます。

個別株は、今週も強い株と弱い株の2極化に分かれています。底値で買われ、立ち上がり始めた銘柄も出てきています。引き続き、底値立ち上がり株、出遅れ株、上昇基調の株、高値で上昇基調を維持するスイング銘柄などの注目が続きます。値がさ優良株などは、売られ過ぎたら注目されます。引き続き、テーマ別「有望銘柄」もご参考に見てください。

2024年7月3週の東証プライム(1647銘柄)の6ヶ月移動平均線を上回る銘柄数は、増加している。1月(23年)末1105銘柄(225種118)→5月末1230銘柄(225種175)→7月末1363銘柄(225種198→9月末1160銘柄(225種156)→10月末781銘柄(225種92)→12月末866銘柄(225種102)→24年1月末1240銘柄(225種180)→2月末1170銘柄(225種172)→3月末1237銘柄(225種187)→4月末1023銘柄(225種176)→5月末862銘柄(225種141)→6月末952銘柄(225種125)→7月(11)962銘柄(225種140)→7月(18)1027銘柄(225種145)と個別株は買われた。来週も増加は続くか。7月の観察ポイントです。

7月3週の東証スタンダード(1602銘柄)は横ばいです。75日移動平均線を上回る銘柄数は、1月(23年)末905銘柄→2月末1022→3月(末)898銘柄→4月(末)883銘柄→5月末624銘柄→7月末973銘柄→9月末880銘柄→10月末531銘柄→11月末792銘柄→12月末792銘柄→24年1月末1233銘柄→2月末1136銘柄→3月末1158銘柄→4月末720銘柄→5月末584銘柄→6月末869銘柄→7月(12)898銘柄→7月(19)888銘柄と横這いで買われている事が分かる。増加は続くか。7月の観察ポイントです。

7月3週のグロース市場(586銘柄)は少し増加した。75日移動平均線を上回る銘柄数は、1月(23年)末254銘柄→3月(末)255銘柄→5月末193銘柄→6月末297銘柄→7月末248銘柄→9月末157銘柄→10月末71銘柄→11月末173銘柄→12月末184銘柄→24年1月末301銘柄→2月末312銘柄→3月末295銘柄→4月末161銘柄→5月末151銘柄→6月末272銘柄→→7月(12)312銘柄→7月(19)327銘柄と買われている事が分かる。増加は続くか。7月の観察ポイントです。

7月3週の東証プライム(1647銘柄)は225種銘柄は横ばいです。75日移動平均線を上回る銘柄数は、1月(23年)末1220銘柄(225種138)→3月(末)1203銘柄(225種139)→5月末920銘柄(225種154)→7月末1333銘柄(225種191)→9月末1046銘柄(225種130)→10月末646銘柄(225種72)→12月末927銘柄(225種96)→24年1月末1357銘柄(225種195)→2月末1170銘柄(225種167)→3月末1197銘柄(225種181)→4月末931銘柄(225種152)→5月末815銘柄(225種120)→6月末1004銘柄(225種120)→7月(12)1127銘柄(225種139)→7月(19)1085銘柄(225種138)と横ばいです。増加は続くか。7月の観察ポイントです。

<NYダウ NASADAQ指数 日足チャート>

今週の「801」NYダウは続伸し、木曜日は売られました。トランプ前大統領の政策期待に反応したかの様です。チャート的には、大陽線で高値更新ですが、売り場接近の動きにも見えます。75日から25日移動平均線を上回る急伸は、材料出尽くすと売り場になります。引き続き、25日から75日移動平均線を上回る状態を維持は、上昇基調でも、目先は高値形成の売り場の動きです。7月の観察ポイントです。

今週の「803」NASDAQ指数は、トランプ前大統領の公約で規制が強化される半導体、ハイテクが多くあり、NYダウとは対照的に売られました。25日移動平均線を下回るまで売られましたが、上昇相場は維持しています。目先は下げ止まり待ちです。今後のトランプ前大統領の発表する公約によって、大きく切り返す可能性もあり、調整を深める心配もあります。7月の観察ポイントです。
NYダウ NASADAQ指数 日足チャート

<125東証スタンダード単純総合指数 日足チャート>

今週のスタンダード指数はジリジリ下値を切り上げ、上値更新しました。25日から75日移動平均線(下値支持線)を上回る上昇基調は、維持しています。スタンダート銘柄は売られていない事が分かります。引き続き、25日から75日移動平均線を上回る状態は、上昇基調が続きます。7月の観察ポイントです。



JASDAQ指数&東証マザーズ指数チャート

<ドル円 日足チャート>

ドル円相場は、当局の介入は複数日、続いたようです。155円前後まで円高は動きました。今後も当局の睨みが効いているぞ。と印象を残す介入なのか。介入から下ブレし、ドル円は75日ボリンジャーバンド中心線(156円)割れまで進みました。今は中心線(156円)から+1Σ(159円)の範囲まで戻しました。今後も、金融当局の介入した印象を残すか。いざとなればドル売るぞ、売るぞと警戒の印象は続くのか。

テクニカル的には、75日ボリンジャーバンド+1Σ(159円)から+2Σ(161円)のレンジ幅で推移が続いた後、当局の複数日介入から、75日ボリンジャーバンド中心線割れまで進みました。いまは75日ボリンジャーバンド中心線(156円)から、+1Σ(159円)に戻しています。しばらく中心線(156円)を挟んで推移は続いて、当局の睨みは続くか。7月の観察ポイントです。

ドル円 日足チャート

<日経平均 610評価損率・週足チャート>

7/12発表の評価損率は、-4.62%と高値警戒ゾーンを強めました。前週の上げ幅から、高値警戒ゾーンの数値は予想されました。-4.63%(7/5分)と-4.62%(7/12分)から、2週続いて高値警戒ゾーンの売り場と言う事が掴めました。3月-2.52%(3/22)→-7.17%→(5/24)→-6.56%(5/31)→-5.12%(6/28)→-4.63%(7/5)→-4.62%(7/12)と高値警戒ゾーンから、しばらく乱高下は続くと見る事が出来ます。高値警戒ゾーンは売り場と見ます。

評価損率は、数値が-5%以上に改善したら売り場接近と見てください。評価損率は、-8.20%(2023年12/29)→-7.60%(2024年1/26)→3.60%(3/1)→2.52%(3/22)→-4.31%(4/12)→-5.81%(5/10)→-6.56%(5/31)→-6.07%(6/14)→-5.12%(6/28)→-4.63%(7/5)→-4.62%(7/12)と2週続いて高値警戒ゾーンであり、売り場水準です。7月の観察ポイントです。



日経平均 610評価損率・週足チャート

<日経平均 月足チャート>

ここまで7月に伸ばすと見ていなかったのですが、売り場を作られた様です。今週の月足チャートは、3500円幅の陽線が上ヒゲを伸ばすほど帳消しされました。高値形成の動きと見る上ヒゲ線です。チャート的には、6ヶ月移動平均線と12ヶ月移動平均線の2線幅の拡大が続く、強い上昇局面を維持しました。3月高値を上回った後、上ヒゲを伸ばす天井形成と見ます。

6ヶ月移動平均線と12ヶ月移動平均線は上向きで、2線幅の拡大が続いた強い上昇局面から高値更新し、12ヶ月移動平均線からのカイリ幅が大きい状態から上ヒゲを伸ばし、高値警戒と売り場を強めた罫線です。伸ばした上ヒゲが縮小するほど切り返せれば別ですが。上げ幅を伸ばすか、陰線に転じたら、高値形成の売り場の動きです。しばらく高値警戒ゾーンと注意して見る必要があります。7月の観察ポイントです。

日経平均 月足チャート

<日経平均 日足チャート>

7月の上げ幅は+3500円幅以上伸ばしましたが、今週の下落で、ほぼ帳消しにされました。日足チャートでは、25日から75日移動平均線収斂の状態から上放れ、大幅続伸し、カイリ幅を大きくしました。大幅カイリから、高値形成の動きとなりました。75日ボリンジャーバンドでは、+3Σを上回る高値警戒ゾーンに達した事も売り場と判断されました。

「124」東証小型株指数、「123」中型株、「122」大型株指数ともに高値更新しましたが、「104」TPOIX、「122」大型株指数から売られました。TOPIX、日経平均ともに高値更新から高値警戒ゾーンとなり、売られた動きから2番天井形成の動きと見ています。今後の市場の動きを見る上で参考になる指数の動きです。7月の観察ポイントです。
日経平均 日足チャート
トランプ前大統領の公約で相場は乱高下か。NASDAQ指数は半導体規制で売られるか。当局介入、どこまで円高に戻すか。世界はどう動く。


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