日経平均株価の動き(無料版)
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(2025年10月10日に株の達人の会員サイトで掲載されたものです。)
自民党初女性新総裁が誕生しました。日経平均は+2000円以上の暴騰で始まり、4万8500円に乗せました。安倍総理の政策アベノミクスで株価上昇がスタートした時は、日銀、財務省、日米関係、国会議員数、連立公明党と、お金を動かし、日米関係を築き、多数の議員を当選させ政治を動かし、公明党は離れず全てを動かした。まだ高市総裁は自民党初の女性総裁に過ぎない。積極財政政策は全てを動かせないと機能しない。動かせないと短命の心配が残る。10月の高値はSQ(本日)に向け、高値取りに見えるため、急騰型高値形成の可能性に警戒する動きです。
9月から半導体関連株の暴騰が始まり、日経平均を押し上げました。半導体関連株(アドバンテスト)が上昇基調を維持する間は、日経平均は崩れにくい。非鉄の三井金属、住友電工、フジクラにソフトバンクGも強い上昇基調を崩さず、日経平均を押し上げた主力株です。この様な日経平均の牽引役が暴騰する局面は上昇は崩れにくいですが、いずれピークを付けるし、崩れると早い。相場の転換点になると判断ポイントです。
日経平均は大幅高し、4万8500円台まで上値を伸ばしましたが、プライム市場の6ヶ月移動平均線を上回る銘柄数は、9月末に8割以上の銘柄数まで増加し、ピークの高値警戒水準でした。225種も8割まで増加し、高値警戒水準にありました。9月29日配当落ちから、P市場と225種共に銘柄数が減少しています。10月に入っても減少傾向が続く中で、4万8500円に乗せましたが、9月の銘柄数を下回る水準が続いてます。銘柄数の減少を見ると、9月から個別株は売られ始めています。225種が日経平均を吊り上げ、バブルの様な高値形成に見えるので、上昇局面と高値警戒の両面から注意して下さい。
引き続き、今後も半導体関連株が牽引役を続けるなら、高値更新相場は崩れにくい。半導体が売られたら崩れる時ですが、高市総裁が新経済プランを発表し、その政策に日銀、財務省が動くなら、高値更新の裏付けとなる可能性があります。まずガソリン暫定税率の廃止、103万円のカベなどが実行できるなら、女性新総裁の期待は高い+株価上昇持続が期待されます。
10月の上昇局面は、1989年バブル相場を思い出します。経済不況から赤字国債(1987年・福田内閣)を発行し、立て直そうとしましたが、資金が株と土地に流れ、バブルとなりました。1989年は円安・株高・土地高・旧ソ連崩壊・阪神優勝。今のウクライナ戦争で苦しむロシアを見ていると、1989年のバブル期に似てきました。当時の金利は7%・為替は170円台までありましたが、ここ2年のインフレはバブル期を上回っている。
個別株は、9月に高値ゾーンの銘柄が多かった。配当落ち後から売られ始め、下げ始めた銘柄が増えています。高値水準の株は、調整を待つしかありません。来週以降も売られる銘柄が増えるなら、下げ止まりを待たなければなりません。まだ相場全体が高く、個別株は上昇基調を崩さない株か、出遅れ株・逆張り狙い待ちになります。基調別「有望銘柄」の絞り込みもご参考下さい。
2025年10月2週の東証プライム(1618銘柄)の6ヶ月移動平均線上回る銘柄数は、9月ピークを下回っている。売られ始めたか。2025年→2025年1月末871銘柄(225種122)→2月末698銘柄(225種98)→3月末717銘柄(225種86)→4月末713銘柄(225種82)→5月末886銘柄(225種117)→6月末1012銘柄(225種134→7月末1279銘柄(225種169)→8月末1351銘柄(225種187)→9月末1283銘柄(225種177)→10月(2)1009銘柄(225種148)→10月(9)1187銘柄(225種183)と9月末を下回っている。個別株は売らている事が分かる。減少は続くか。10月の観察ポイントです。
10月2週の東証スタンダード(1567銘柄)も、9月末を下回っている。75日移動平均線を上回る銘柄数は、2025年1月末942銘柄→2月末934銘柄→3月末819銘柄→4月末788銘柄→5月末964銘柄→6月末1119銘柄→7月末1286銘柄→8月末1294銘柄→9月末1145銘柄→10月(3)954銘柄→10月(10)917銘柄と9月を下回り売られている事が分かる。10月の観察ポイントです。
10月2週のグロース市場(604銘柄)も9月を下回っている。75日移動平均線を上回る銘柄数は、2025年1月末333銘柄→2月末291銘柄→3月末269銘柄→4月末276銘柄→5月末372銘柄→6月末433銘柄→7月末436銘柄→8月末410銘柄→9月末314銘柄→10月(3)260銘柄→10月(10)244銘柄と売られている事が分かる。減少は続くか。10月の観察ポイントです。
10月2週の東証プライム(1618銘柄)も9月を下回っている。個別では売られている事が分かる。75日移動平均線を上回る銘柄数は、2025年1月末976銘柄(225種126)→2月末725銘柄(225種96)→3月末680銘柄(225種81)→4月末802銘柄(225種93)→5月末1030銘柄(225種156)→6月末1149銘柄(225種159)→7月末1354銘柄(225種182)→8月末1342銘柄(225種186)→9月末1222銘柄(225種171)→10月(3)991銘柄(225種155)→10月(10)935銘柄(225種161)と減少し売られている事が分かる。減少は続くか。10月の観察ポイントです。
<NYダウ NASADAQ指数 日足チャート>
10月の「801」NYダウは、高値更新相場を維持しています。チャート的に10日から25日移動平均線を上回る状態を維持し、高値更新相場を崩していません。引き続き、10日から25日移動平均線を上回る状態は、高値更新相場が続きます。10月の観察ポイントです。
「803」NASDAQ指数も高値更新相場が続く。チャート的に10日から25日移動平均線(下値支持線)を上回る状態から、引き続き、高値更新相場が続いています。10月の観察ポイントです。

<125東証スタンダード単純総合指数 日足チャート>
スタンダード指数は9月末から、チャート的に10日から25日移動平均線を上回れていません。10日から25日移動平均線を下回る状態から、弱い事が分かります。スタンダード銘柄が売られている事が分かります。戻り売りは続くか。10月の観察ポイントです。

<ドル円 日足チャート>
今週のドル円は152円まで円安が進みました。75日ボリンジャーバンドでは+3Σ(152円)に達し、153円まで進みました。短期的には、行き過ぎた円安水準と見る事が出来ます。今後は200日移動平均線を上回る状態を維持するなら、円安基調に進むでしょう。200日移動平均線を下回るなら円高に戻し、またボックス範囲に戻します。
75日ボリンジャーバンド中心線(147円)から+3Σ(152円)幅で円安は収まるか。+3Σ(152円)を上回る円安は進むか。今のところ、短期的に行き過ぎに見えるため、戻してくる様に見えます。10月の観察ポイントです。
<日経平均 610評価損率・週足チャート>
10月3日の評価損率は、-7%台まで悪化しました。8月から、-6%以上の高値警戒ゾーンが8週続きました。それでも株価の上昇は止まらないバブル型になってきました。8月-5.41%(8/8)→-5.48%(8/15)→-5.54%(8/22)→-5.90%(8/29)→-5.96%(9/5)→-5.29%(9/12)と6週-5%が続き、前週から-6.22%(9/19)→-6.68%(9/26)→-7.75%(10/3)と悪化しましたが、強く買われました。10月SQに向け、4万8500円まで値上がりしました。
評価損率の高値警戒水準より、株価の暴騰が止まらない。1月-5.51%(1/31)→-5.77%(2/7)→-5.28%(2/14)(高値警戒水準)と-5%が3週続き、-8.10%(3/7)→-15.31%(4/4)と4月は暴落に発展しました。4月ボトムに切り返し、-10.87%(4/25)→-9.47%(5/23)→-7.18%(5/30)→-7.44%(6/27)→-7.79%(7/18)までボトム水準と見ます。株価の改善が始まり、-6.56%(7/25)→-6.25%(8/1)→-5.41%(8/8)→-5.48%(8/15)→-5.54%(8/22)→-5.90%(8/29)→-5.96%(9/5)→-5.29%(9/12)→-6.22%(9/19)→-6.68%(9/26)→-7.75%(10/3)と高値ゾーンが続くが、株価は材料待ちの急騰局面が続いています。10月の観察ポイントです。

<日経平均 月足チャート>
月足チャートでは、高市新総裁で株価は4万8500円まで値上がりし、60ヶ月移動平均線+50%に達したからビックリしました。過去の株価の高値水準の60ヶ月移動平均線+50%まで上げたから、高値達成感が強いでしょう。この水準から値上がりが続くときはバブルです。目先は高値圏から調整に転ずる様に見えます。今後の観察ポイントです。
チャート的には、6ヶ月から12ヶ月移動平均線を大きく上回る上昇基調から60ヶ月移動平均線+50%ラインに達し、高値警戒ゾーンまで届いた上げ幅と判断できます。強い上昇局面と高値警戒ゾーンの両面が続いてきましたが、最後の吹き上がりに見えます。9月から売り場が続いています。10月の観察ポイントです。
<日経平均 日足チャート>
月足チャートでは、高市新総裁で株価は4万8500円まで値上がりし、60ヶ月移動平均線+50%に達したからビックリしました。過去の株価の高値水準の60ヶ月移動平均線+50%まで上げたから、高値達成感が強いでしょう。この水準から値上がりが続くときはバブルです。目先は高値圏から調整に転ずる様に見えます。今後の観察ポイントです。
チャート的には、6ヶ月から12ヶ月移動平均線を大きく上回る上昇基調から60ヶ月移動平均線+50%ラインに達し、高値警戒ゾーンまで届いた上げ幅と判断できます。強い上昇局面と高値警戒ゾーンの両面が続いてきましたが、最後の吹き上がりに見えます。9月から売り場が続いています。10月の観察ポイントです。
高市総理か玉木総理か。新たな相場展開はあるか。半導体の牽引いつまで続く。NYダウ高値更新相場続くか。プーチン体制は続けられるか。世界はどう動く。
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