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宝くじ投資法

はじめに

日経平均の乱高下の確率からオプションの変化を待つ
日経平均の1ヶ月間の変化が20%以内に収まる確率は1年間で約80%
20%の確率で大きく変化する時期がある
過去の日経平均の変化とオプションの変化率


日経平均の1ヶ月以内の変動幅が20%以内に収まる確率は80%

「宝くじ投資法」とは、日経平均が大きくブレることを前提に、一番安いポジションを買って、待ち伏せしておく方法のことを言います。
理由としては、日経平均は世界的にも、国内的にも、プロが売買する管理指数になっています。
今後の予想を組み立てる上で、値上がりするか、値下がりするか。先物・オプションを駆使して、ある程度の範囲を予想し、ポジションを建てます。

ポジションを建てる上で大切なことは、過去の日経平均の変動幅を知ることです。
過去10年間の変動幅を見ると、1ヶ月以内の変動幅が20%以内に収まる確率は80%です。
先物・オプションのポジションを建てる上で、確率が高い20%以内の変動幅のポジションを組みます。
この範囲で動く確率は80%ありますから、ハズレは20%となるわけです。

駆使して利益を生む、成功率の高い投資法を組合せるわけです。
20%のハズレがあることを念頭に売買していますから、予期せぬ事態が起こり一定ラインを超えると自動的にロスカットすることになります。
予め過去の変動幅から確率を出すことはできますが、予期せぬ事態が起こることは誰もわかりません。

「宝くじ投資法」は1ヶ月以内に20%幅イッパイに変動するか、予期せぬ事態が起こることを「チャンス」とする投資法です。ですから、予め値上がりするか、値下がりするかを予想するものではなく、1年間で確率的に20%以上変化する確率が20%あることを「期待」して毎月少ない金額(月2万円を目安)を、コールオプション・プットオプションのアウトオブザマネーのプレミアムを買っておく投資法です。

大幅に変化(大きな利益)をする局面は、日経平均が1ヶ月で1500円以上、値上がり・値下がりする。
又は1週間以内に700円以上、値上がり・値下がりする時です。
SQが近づき、時間的価値がなくなるとコール・プットオプションのアウトオブザマネーは10円以下になります。
例えとして1円が最低価格になりますから、1円に近い価格で、一番日経平均に近い行使価格のプレミアムを選びます。

この方法は、両方が値上がりすることはありません。
コールオプションが値上がりする時は、日経平均が値上がりする局面で、この時プットオプションは1円か最終的には0円になります。
逆にプットオプションが値上がりする時は、日経平均は値下がりするので、コールオプションは1円か最終的には0円になります。

オプションプレミアムは、現在の日経平均価格に一番近い価格をアットザマネー、含み益がある先物に行使可能な価格をインザマネー、上下に1000円以上離れた行使価格をアウトオブザマネーと言います。確率範囲外のアウトオブザマネーの行使価格は、SQが近づくにつれ、1円に向かって下がります。

予期せぬ事態(予想外の変動)が起こると、日経平均は大きく変動します。
変動幅が大きくなることで、変化の方向のアウトオブザマネーの行使価格のプレミアムが大きく値上がりします。 投資額が少ないことで、変化率が大きくなります。予期せぬ事態(予想外の変動)が起こることで「宝くじ投資法」が成り立ちます。


宝くじ投資法の実例

<例1>

  2008年9月24日 2008年9月30日
日経平均株価(終値)
12115円
11259円
2008年10月限 9000円 プット
1円(安値)
40円(高値)

例えば、2008年9月24日に2008年10月限9000円プットを10枚買った場合  1円×1000倍×10枚=10,000円
2008年9月30日に同オプションを40円で手仕舞いの売却を行なった場合 40円×1000倍×10枚=400,000円

<例2>

  2008年10月6日 2008年10月8日
日経平均株価(終値)
10473円
9203円
2008年10月限 9000円 プット
2円(安値)
200円(高値)

例えば、2008年10月6日に2008年10月限9000円プットを5枚買った場合 2円×1000倍×5枚=10,000円
2008年10月8日に同オプションを200円で手仕舞いの売却を行なった場合 200円×1000倍×5枚=1,000,000円

これらは日経平均株価の暴落により、プットのプレミアムが暴騰した結果、大幅な利益となった例である。もし、日経平均株価の暴落がなかった場合は、プットのプレミアムも暴騰しないため、利益はとれないことになる。その際の損失は、最初にプットを買った10,000円のみとなる。



<例3>

  2009年3月10日 2009年3月27日
日経平均株価(終値)
7021円
8843円
2009年4月限 9000円 コール
4円(安値)
200円(高値)

例えば、2009年3月10日に2009年4月限9000円コールを2枚買った場合 4円×1000倍×2枚=8,000円
2009年3月27日に同オプションを200円で手仕舞いの売却を行なった場合 200円×1000倍×2枚=400,000円

これらは日経平均株価の暴騰したことにより、コールのプレミアムが暴騰し、結果、大幅な利益となった例である。もし、日経平均株価の暴騰しなかった場合は、コールのプレミアムも暴騰しないため、利益はとれないことになる。その際の損失は、最初にコールを買った8,000円のみとなる。

あとがき

日経平均の1ヶ月以内の変化率が20%以内に収まる確率が約80%あります。逆に外れる確率が約20%あることになります。
その外れる確率を元にして、予めアウトオブザマネーのポジションを捨てるつもりで買っておく方法です。
宝くじは、当たれば大金を手にすることができます。当たらなければ投資額は0円となり、捨てたことになります。
これに習って、捨てるつもりで毎月2万円だけ宝くじを買うつもりで、コールを1万円、プットを1万円(お金がある方は2万円ずつでも・・・)買います。
ポジション的には、残存期間が1ヶ月以上ある翌月ものの5円以下(10円以下を目安に)になっているプレミアムを買います。年間では24万円(24万円から)投資することになりますが、これは捨てるつもりで買うので『宝くじ投資法』とつけました。

コールオプションは、日経平均が値上がりする時に値上がりします。プットオプションは、日経平均が値下がりする時に値上がりします。 プレミアム価格が1円に近いということは可能性が薄いことを表していますが、1年間の日経平均の変動幅を予測することは不可能だと思いますが、 過去の日経平均の年間変動幅は、40%以上動いていますし、今年の日経平均の変動幅も40%を上回っています。

変動幅が大きくなることで、1円に近いプレミアムにも可能性が生まれ大幅に値上がりします。
この様なところが1年間で4~5度程度あります。予測不能であり、急落・急騰することも予測不能ですから、年間を通して買う理由がここにある訳です。

10円以下のコール・プットのプレミアムを買っておけば、予測不能な事態がチャンスとなる訳です。
1年を通して、チャンスが4度以上あれば『宝くじ』を買うよりか『当たる確率』ははるかに高いと言えます。一度の変化も、20倍~500倍以上になることも良くあることです。

『宝くじ投資法』ですから、1年を通して計12回のうち、8回~10回位は捨てるつもりで1年間続ければ、3度くらいは大きなリターンが得られます。
何も考えず、捨てるつもりでやってみるのも面白いのではないでしょうか。市販の『宝くじ』よりは確率は高く夢があります。

この様な考え方でも、仮に年間投資額が24万円以上でも、元が取れることになります。
利益率は日経平均の変化率次第となりますが、古典的な相場格言に例えれば、『山高ければ谷深し』の時からチャンスとなり、利益額も大きくなります。

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