11/09 トランプ氏の勝利

米大統領選では、市場予想に反して、ドナルド・トランプ氏が勝利しました。日経平均株価も一時1000円以上の大幅安となり、「トランプショック」が現実のものとなりました。またも開票時間では、流動性の高いマーケットが日本市場しかないため、世界中のリスク回避の受け皿となってしまいました。6/24のブレグジットの時と同じ状況です。

今回の大統領選は、所得格差など米国民の不満が、それだけ溜まっていたことの現れでもあります。これを期にグローバリズムという自由主義から、「アメリカファースト」の保護主義への転換期となるのかもしれません。

ただトランプ氏は選挙のための「人気取り」だけに注力していたため、実現性のある具体的な政策を掲げてこなかったとも指摘されています。そのため今後の展開は全くの「未知数」であり、どうなるか読めないという政局不安は市場にとってはマイナスとなるかもしれません。

ただ逆の見方として、「現状は変えられない」という見方もされており、とりあえずの不安が落ち着けば、株価はすぐに戻すかもしれません。ひとまずは、今日から明日にかけて、この「トランプショック」を各国の市場が許容するまで、方向性を見守るしかありません。

それでは日足を確認してみましょう。・・・

続きは会員限定ブログでご覧いただけます。お試しサービスをご利用の方もご覧いただけますので、ぜひ、お申し込みください!

タイトルとURLをコピーしました