新井邦宏氏の言いたい放題 第5回
あなたはどの線を見ていますか?
「株の達人」をしっかり見ているならば、相場が下落している局面から上昇へ転じる為には、どの線を超えなければならないかは、目で見て分かるはずです。
つまり、目先少し上がっても、それは「自律反発」という、いわば落としたボールが一回跳ねるようなもので、本格的な上昇ではありません。自律反発を底入れと勘違いすると、戻り売りでやられてしまいます。
安くなったから買おうとする売買ローテーションは良いのですが、目先の戻りと本格的な上昇の見極めが必要です。
これを掲載すると、「どれを見ればよいのでしょうか」との質問が来そうですが、自分でチャートを見まくって、「あ、これだ」と気が付かなければいけないし、それが判っていないことは、テクニカルチャートを見る基本ができていないことですね。
このことをしっかりやらないと、「株の達人」を使っている意味がないし、損失の山を築くばかりで、絶対に儲かりません。
儲けたいなら、如何なる場合も「株の達人」に掲載されているテクニカル指標に従うことです。