初心者のためのテクニカル分析【保存版】:買い場3点3-2
このコンテンツは、過去に行った集中連載をお客様の多数のリクエストにより再掲載したものです。
チャート分析をする上で欠かせないチャートの見方の基礎の基礎ですので、チャート画像は少し古いですが、「チャート分析は初めて」という方など、チャート分析の基礎を知りたい方には大変有効なコンテンツです。
初心者の方は特に熟読されることをオススメします。
その他オススメコンテンツ →買い時・売り時必勝パターン →チャート分析のための指標の見方・使い方
株価上昇基調の押し目(5108・ブリヂストン)
日足チャートでは2001年10月に25日移動平均線と75日移動平均線はGクロスしています。現在はGクロスから6ヶ月目に入っています。2月下旬から25日移動平均線からカイリしています。
Gクロスから6ヶ月目に入っているので上昇期間からも高値警戒ゾーンと見る株価位置です。
2月から3月までが押し目買いの時期でしたが、Gクロスから6ヶ月目に入っているので、4月から6月に高値形成時期と見る売り場という見方になります。
この様に上昇相場の押し目買いは、25日移動平均線と75日移動平均線のGクロスから5ヶ月から6ヶ月までと判断します。
また、ここからは買ってはいけない時期であることも同時にわかります。4月から7ヶ月目に入るので、これ以降は売り場と判断します。
押し目買いの時期は、Gクロスから5ヶ月から6ヶ月と述べましたが、買い場は、この期間内での下段の9日RCI、13日RCIの-50ポイント以下で反転したポイントが、押し目買いのタイミングと見ます。
昨年11月から今年1月までは-50ポイント以下で反転して買い場になっています。2月後半は0ポイントまでしか下がらず、株価はさらに上昇しています。RCIなどの指標では、この様に下がらないで切り返した時の方が強い買い場のタイミングと見ます。
一般的には、-50以下での反発したポイントを差しますが、強い状態の株価の動きでは、指標は下げないことが多くあります。切り返しが浅い場合は、下げない強い転換の買い場のタイミングと判断します。
上昇相場では、株価は下げずに上昇するということが前提になるので、使う指標の日数は6日、9日、13日と短期になります。