初心者のためのテクニカル分析【保存版】:買い場3点1
このコンテンツは、過去に行った集中連載をお客様の多数のリクエストにより再掲載したものです。
チャート分析をする上で欠かせないチャートの見方の基礎の基礎ですので、チャート画像は少し古いですが、「チャート分析は初めて」という方など、チャート分析の基礎を知りたい方には大変有効なコンテンツです。
初心者の方は特に熟読されることをオススメします。
その他オススメコンテンツ →買い時・売り時必勝パターン →チャート分析のための指標の見方・使い方
3つの買い場のポイントを知る(一番大切なタイミングを知る)
チャートから買い場を分析すると大きく分けて3カ所(3つのポイント)しか無いと思います。
3カ所(買い場3点)と言うのは、買い場の位置やタイミングであります。「大幅-カイリ」「収レン」「上昇基調の押し目」がこれです。
このタイミング以外で株を買おうとすると、値下がりし失敗したりうまくいかないことが多いと思います。買い場はルールを絞り、それ以外のポイントでは極力、手を出さないことが失敗が減り、勝率は高まります。
是非、この「買い場3点」のポイントの捉え方を覚えてください。
それ意外の動きをする株価の動きもありますが、分析して分からない株を買ってもわかりません。
分かりやすい株価の動きを分析して、利益を得ることが一番分かりやすいと考えます。
この方法は株価の下げ止まり、上昇のポイントを捉える方法の見方、考え方です。長期トレンド、基調(方向性)を知った上で、週足、日足チャートで分析しタイミングを捉えます。株価位置、チャートの形、とタイミングが、重要であるかということです。
是非、今までのカリキュラムに次いで、株の「買い場」の捉え方を理解していただき、このパターンになるまで待つ。この形になったら買い場だ。を知っていただき、マスターし、週足、日足分析の順に考えてタイミングをマスターいただきたいと考えます。
1点目の株価大幅-カイリとは・・・
テクニカル的に移動平均線(平均価格)より大きく下落し過ぎた株価位置を言います。また大幅に下落した時に短期的に戻り(自立反発)を期待する株価位置の見方です。
一般的には、(週足)26週カイリ率、(日足)75日カイリ率では-25%以上下落した時、統計的に下落し過ぎと見る数値で短期的に15%以上戻る確立は70%以上です。
条件が整っている株は大幅に戻ります。株価の動きを見る指標の中で、株価の変化に一番早く反応するのはカイリ率です。ここでは、第1点の見方としてカイリ率から株価が下落した時のタイミングの取り方と見方の説明をいたします。
確率を高めるために
- 月足で株価位置を確認する
- 上昇トレンドでは、60ヶ月移動平均線が上向きの状態にあります。上向きの状態では60ヶ月移動平均線から-30%ライン迄で下げ止まります。
- 下降トレンドでは60ヶ月移動平均線が下向きの状態にあります。下向きの状態では60ヶ月移動平均線-30%ライン以下で下げ止まります。
- 週足で株価位置を確認する(26週カイリ率-25%以下)
26週カイリ率で-25%以下の局面は急落局面になります。急落局面に注目します。 - 日足で株価位置を確認する(75日カイリ率-25%以下)
75日カイリ率で-25%以下を確認し5日移動平均線を上回ったポイントの順で株価位置を確認します。
1番目に月足で株価位置を確認する
東証1部・7203・トヨタ(月足チャート・週足チャート・日足チャート)
今回は、株価の底値を捉えるには、月足でトレンドと株価位置を確認、週足で下落幅を確認し、日足でタイミングを見ることが一番簡単で解りやすいので、カイリ率の使い方、見方とタイミングの取り方の説明を致しました。
これが、買い場3点の「1点目の大幅-カイリ率」のタイミングの取り方です。