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業績の見方~業績と株価の関係~

業績で一番重要なことは「売り上げが増えているか」「利益が増えているか」です。
売上高が増えている時は、利益率、利益額が重要です。プロは税引益で10億円以上でなければ投資対象にしません。プロは中長期的に投資するめため、税引益で10億円以上でなければ不向きとみなされるからです。

通期に渡り、売上げ、利益が伸びていても、税引益で10億円未満の株は、プロが買う対象にしないため上がる確率は低いと考えます。プロが好む業績内容の株を選べる様にしましょう。

業績と株価の関係

業績と株価は連動しているように思われていますが、実際には半年から3年くらいのズレで動いています。なぜズレるか。「将来業績が良くなるなら先に買っておけ」と言う投資行動が働くからです。大幅に先取りする場合、好業績でも業績以上に割高なまで買われます。これが「先に買っておけ」と言うことです。

業績が良く株価が値上がりするのは分かりますが、問題は、高値を付けた株価が下げ始め、下降相場を続けると、下げれば下げるほど割安になることです。株価は業績を先取りした分、好業績の中で下げ続るケースが出てきます。「業績が良いのに上がらない」不思議現象になります。

株価は業績が良くなると思えば先に買われ、実際に業績が良くなった時には売られる。と言うズレが出ます。業績に対して先行しているかどうか。これを判断できるのは「テクニカル分析」です。業績だけ見ていても、テクニカル分析を加えて分析しなければ、このズレを読むことはできません。この点が株価判断の重要なポイントです。


【業績と株価の関係の流れ】

  • 2期連続の減収減益(又は赤字転落)・・底値ゾーン(3年から5年前の株価水準)
  • 減収減益か2期連続の赤字・・・・・・・底値圏(リストラ、財務改善を発表)
  • 減収増益(黒字転換)・・・・・・・・・底値圏から上昇
  • 微増収増益(連続改善)・・・・・・・・上昇基調を持続
  • 増収増益・・・・・・・・・・・・・・・高値更新
  • 3期増収増益(伸び率が高い)・・・・・高値更新の高値警戒ゾーン
  • 増収増益(伸び率下がる)・・・・・・・高値形成から下降に転じている
  • 増収減益・減収増益・・・・・・・・・・下降基調か下降ボックス圏の動き
  • 減収減益(利益幅縮小)・・・・・・・・下降基調継続か、下降途上
  • 2期連続の減収減益・・・・・・・・・・底値ゾーン

上記の様に、好業績を更新したからといって、株価は底値圏ではなく、赤字だから割高の水準にはならないことが、業績と株価の関係から知る必要がありと思います。まずはズレがあることを前提に株価の動きを見ていかなければなりません。

もう一つ、割高か割安かと比較される場合がありますが、個別株どうしを比較する場合です。同業種の場合、業績が悪化したり、改善したりする時は連動するので、業績(景気)が良くなると、業種の中で、先に値上がりする業種先導株があります。(例)として、建設株、鉄鋼株、セメント株、銀行株、証券株、不動産株は、業態が同じであることから、業種先導株が値上がりすると、続いて比較感から、2番手、3番手の順に値上がりします。

この様な上昇相場の時は、業種先導株の値上がり幅、価格差などの比較感で、2番手、3番手の株は値上がりします。上昇相場では、業種3番手から4番手までを、投資参考候補にします。業種内でも劣性にある場合は、値上がり幅も小さくなります。また逆の下降局面の場合では、業界劣性の株の方が下落幅が大きくなるからです。

株式投資をする上で、銘柄選びをする時は、常に業種の中で、業種(1番)先導株から上位株を投資対象として選ぶことが、投資リスクを減らしリターンを大きくします。この様なことを知っているだけでも、株式相場が底入れし、上昇局面に入った時は銘柄選びに困ることはありません。

参考基準として、新興市場を除いた株で、業界内3番手から4番手、売上高200億円以上、税引き利益10億円以上、又は10億円以上見込める株、この様な判断基準で見て下さい。

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