ボリュームレシオ(V-R)の見方・使い方
出来高は株価に先行するということを前提に考案された、出来高の動向からみる指標です。
OBV線は累積差数をもとに描いているため、それぞれの局面の動きを見るには適していますが、絶対数値そのもので相場を判断したり過去との比較をすることはできません。
そこで累積差数ではなく比率で見たのがV-R(ボリュームレシオ)です。底値圏、高値圏を見るのに適しています。
ボリュームレシオの見方は?
V-Rが100%の水準では、株価上昇日の出来高合計と株価下落日の出来高合計が同じで、110%では株価上昇日の出来高合計が10%多いことを示します。
経験的には株価が上昇する日の出来高の方が下落する日の出来高より多いため、V-Rは80%~150%を通常値としています。
- 上昇日において70%以下は目先底値圏です。
- 出来高増加に伴って450%以上での陰転は目先天井圏です。
ボリュームレシオの作成方法(計算式)
ボリュームレシオの使用日数
日足 14日 25日
週足 9週 13週