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ストキャスティクス(SRV-%K・%D・SLOW%D)の見方・使い方

ストキャスティクスとは、株価の「売られ過ぎ」、「買われ過ぎ」を判断するための指標の一つで、一定期間の価格のレンジの中で直近の終値が相対的にどのレベルに位置するかを見ます。

ストキャスティクスの使い方は?動画でご紹介

ストキャスティクスの基本的な見方・使い方を解説します。


※動画が見られない方は https://youtu.be/tUL_80rQsZg をご覧ください。


ストキャスティクスの使い方は?

ストキャスティクスの種類は、動きの速い「ファースト」(SRV-%K・%D)と動きの緩やかな「スロー」(SLOW%D)があります。
%Kは、一定期間における最高値から最安値までの範囲の中で、直近の終値がどの位置にあるかを見る指標です。
%Dは、%Kを平均化した指標です。
SLOW%Dは、%Dをさらに一定期間(一般的に3日間)平均化した指標です。

チャート上では先行する%K線と、%Kを移動平均化することにより遅行する%D線の動きが異なる2本の線を表示し、その位置水準やクロスの仕方から、相場の転換点や、割高、割安の売買タイミングを探すことを目的とします。
SLOW%Dは、やや遅行性がありますが%Kと%Dよりダマシが少ないのが特徴です。
大きな値動きをする相場の場合、上下に張り付いてしまい役に立たなかったり、また、%Kと%D線の動きは早くダマシが発生しやすいという欠点もあるため、よりなめらかな動きをするSLOW%Dを使用するとダマシを少なくすることができます。

売買サインとして利用する場合、組み合わせ方は以下となります。
・ファースト・ストキャスティックス SRV%KとSRV%D
・スロー・ストキャスティクス SRV%DとSLOW%D

また、使用日数は、9日間が一般的ですが、投資スタンスによって短くしたり、長くしたりして使用します。

日足   9日 25日
週足   5週 9週
月足   5ヶ月 9ヶ月

ストキャスティクスの見方をチャートで解説

ストキャスティクスの基本的な売買サイン

ストキャスティクスの基本的な売買サインは、ファースト・ストキャスティクスで判断します。
数値の見方としては、20%以下で売られすぎ、80%以上で買われすぎと判断します。
SRV%KとSRV%Dが20%以下まで下がり、売られすぎた状態から、2線がゴールデンクロスすれば下げ止まりと判断し、買いシグナルとなります。

買いシグナル

  • SRV%KとSRV%Dが20%以下まで下がり、その後に2線がゴールデンクロス

売りシグナル

  • SRV%KとSRV%Dが80%以上まで上昇し、その後に2線がデットクロス

ストキャスティクスの見方をチャートで解説

スロー・ストキャスティクスによる大底の判断方法

スロー・ストキャスティクス(SLOW%D)は株価に対して反応が遅くなりますが、それを利用することで、長期間に渡って下落し続けた銘柄の大底の判断が可能となります。
底値圏では20%以下で横ばい状態で推移しますが、そこから上向きに変われば底打ちからの上昇転換するポイントを捉えることができます。

買いシグナル

  • SRV%DとSLOW%Dが20%以下から上向きに転じ、20%を超えてきた

売りシグナル

  • SRV%DとSLOW%Dが80%を上回ると上値が重くなるため売り

スロー・ストキャスティクスによる大底の判断方法

ストキャスティクスの作成方法(計算式)

ストキャスティクス計算式

ストキャスティクスと併用するのにおすすめの指標は?

ボリンジャーバンド

ストキャスティクスにボリンジャーバンドを組み合わせることで勝率を高めることができます。
ボリンジャーバンドが2σから3σ付近まで株価が下がりきったところで、ストキャスティクスに買いシグナルが出れば、株価が下げ止まって反発する可能性が高まります。

買いシグナル・・・ボリンジャーバンドが2σから3σ付近まで株価が下落した後に、ストキャスティクスがゴールデンクロスすれば買い
売りシグナル・・・SRV%KとSRV%Dが80%以上まで上昇し、その後に2線がデットクロスする
と見ます。

→ボリンジャーバンドについてはコチラ

ストキャスティクスとボリンジャーバンドを併用

パラボリック

ストキャスティクスに、他の指標を併用して使う場合、同じ種類のオシレーター系を重ねても結果は変わりません。
ストキャスティクスは、高値に対し現在値の位置を表す指標です。
高値引けすれば、数値は上がっていき、高値圏になり、上ヒゲが伸びると、それが高値になるので、高値より現在値が安くなり、指数が下がっていきます。

押し目から初動の状態では、上ヒゲ無し(高値引け)のローソク足の形が多く、高値になるほど、上ヒゲが伸びたり、陰線になったり、利食い活動が現れます。
そう言う計算式からくる動きが反映されて、ストキャスティクスは、まだ株価は上昇する局面なのに初動の早い段階から80ポイント台に乗せてくることがあります

このデメリットの部分を、どの指標で補えば有効活用ができるか?
わかりやすいものの一つとして、トレンド指標のパラボリックを併用します。
パラボリックは相場のトレンド転換点を計るトレンド追随型のテクニカル指標で、常に買いか売りのポジションを持つ「どてん(途転)」のシステムです。(下図参照)

買いシグナル・・・株価がSAR(桃色)の上に位置している期間
売りシグナル・・・株価がSAR(青色)の下に位置している期間
と見ます。
ストキャスティクスと併用して売買ポイントを掴みましょう。

→パラボリックについてはコチラ

ストキャスティクスとパラボリックを併用

ストキャスティクスの注意点

ストキャスティクスは、一定のレンジ内の価格変動や相場のトレンド転換時に非常に明確なサインを発します。
しかし、価格が明確な上昇トレンドや下降トレンドを形成している場合は、ダマシが発生しやすくなります。

例えば、株価の上昇の勢いが強い場合、ストキャスティクスが高値圏になったまま、80%以上で張り付くことがあります。
そのため80%以上の高値圏でデットクロスという売りポイントで判断する際には、株価の上昇の強さや勢いを見ながら慎重に判断する必要があります。
反対に、下降トレンドの場合、買いサインが出ていても戻り売りのタイミングだったり、再度安値を更新したりする場合があります。

ストキャスティクスは、あくまでも過去の値動きを表し、今後の値動きを推し量るものですので、他の指標と併用し、投資判断の一つの目安として利用してください。

ストキャスティクスの見方をチャートで解説

「SRV-K・D」と「SRV-%K・%D」の違い

これら両指標は、株価の買われ過ぎや売られ過ぎの状態を分析するテクニカル指標になります。両者の違いは、算出される計算式の違いからきます。計算式の違いによって、両者の指標の使い方の違いや特徴は下記のようになります。

一般的に使用されてるのは、「SRV-%K・%D」の方です。こちらは、株価の動きに敏感に反応するため、短期売買に向いています。したがって、指標の動きは激しい動きになるため、買われ過ぎや売られ過ぎが比較的わかりやすく、緩やかな上昇トレンドや下降トレンドでは機能を発揮します。SRV-%K・%Dの注意点は、指標が敏感に反応しますので、株価が急騰する場合は、指標が天井に張り付いて、買われ過ぎ状態でもさらに株価が上昇する場合があります。また、株価が急落する場合は、指標が底値に張り付いて、売られ過ぎ状態でもさらに株価が下落する場合があります。

一方、「SRV-K・D」は、「SRV-%K・%D」より株価に対して反応が鈍く動きが緩やかになります。指標の動き緩やかなため、短期的な動きを捉えるよりも、指標の動きそのものが滑らかになるため、中期的な方向性を見るのに適しています。そのため、中長期の売買に向いていると言えます。ただ、中期的に方向性を捉える反面、買われ過ぎや売られ過ぎの状態を掴むことが難しくなります。上昇相場の場合、50%以上で推移するため、売られ過ぎ状態の時は押し目のタイミングが掴めにくく、買われ過ぎ状態の時が売りタイミングが掴めにくくなります。

→ストキャスティクス(SRV-K・SRV-D)の見方・使い方はコチラ

執筆者紹介

伊藤正之
株式会社ストック・データバンク新宿事業所代表
手掛けた株価分析ソフト「株の達人」は、25年以上、延べ1.2万人以上の個人投資家の方々にご愛顧いただいています。(2024年5月現在)
同会員向けサイトでは、「日経平均株価の動き」等のチャート分析を活かした市況解説などでも会員の方々にご好評をいただいてます。


青木智
国際テクニカルアナリスト連盟認定テクニカルアナリスト(CFTe)保持者
元・株式会社ストック・データバンク新宿事業所の投資コンテンツ担当。
現在はフリーランスで投資関連のコンテンツ等を手掛け、株の達人の会員サイト等にも動画や相場解説などのコンテンツを提供。
登録者数2.8万人以上(2023年8月現在)の株の達人Youtubeチャンネルの動画も手掛ける。


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