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  3. 指標の見方・使い方 テクニカル分析とは?

テクニカル分析とは?

テクニカル分析とは、過去の市場の動きそのものを分析することによって、将来の市場の動きを予想する方法です。
株式の価値が一体いくらなのか、ということには関心を持たず、市場の動きだけに焦点を充てます。
なぜ株価が変動しているのかではなく、どのように株価が変動しているのかを分析し、将来を予想することがテクニカル分析の主旨になります。

ファンダメンタル分析との違いは?

一方、ファンダメンタル分析とは、現在の財務諸表や企業の収益力、事業内容などから将来の株価を予想する手法で、景気動向を基にしたマクロ分析、企業の財務データや業績見通しなどを基にしたミクロ分析による個別銘柄分析などがあります。

→ファンダメンタル分析についてはコチラ 業績(財務業績の見方)

テクニカル分析は、よくファンダメンタル分析と比較されますが、このファンダメンタル分析の欠点を補ってくれる役割もあります。
例えば、株価がファンダメンタルに先行する場合があり、ファンダメンタル分析だけでは上手くいかないことがあります。それは、業績自体が不確実なものだからです。
したがって、業績を基に理論株価を割り出し、現在の株価と比較して株価の割安・割高を測ろうとしても、業績予想の修正などが行われれば、理論株価も大幅に変更することになります。

ファンダメンタル分析の場合、企業業績の予想を行うことによって株価を割り出すわけですが、数年先の企業業績がどのように変化するのか、また企業を取り巻く環境の変化がどうなるのか、予想しづらいのです。
また、株価下落局面では企業の解散価値が焦点とされますが、株価上昇時には配当性向などに焦点があたり、株価価値がどの基準を基に形成されるか不透明な点もあります。
そのほかに、ファンダメンダルズを分析していると膨大な時間とコストを必要としますので、株価の先見性についていけなくなってしまいます。例えば、企業業績が増収増益を予想していても、株価は決算予想発表後、下落し始めてしまうことは多々あります。

その点において、テクニカル分析ではこうした自体を改善することが可能になります。 投資のタイミングを計ることができ、ストップロスなどマネーマネージメントができるのもテクニカル分析の利点です。

基本的には、テクニカル分析とファンダメンタル分析の位置づけは、ファンダメンタル分析で中長期的な相場の方向性を判断し、テクニカル分析で短期的な売買のタイミングを図ると いった関係でしょう。

テクニカル分析の種類

テクニカル分析の種類は、トレンド分析・オシレーター分析・サイクル分析・出来高分析・フォーメーション分析・ローソク足分析などがあります。

これらは、株価の振れ幅を見る指標であったり、株価の方向性を見る指標であったりと株価動向のある一部分を分析する方法になります。つまり、それぞれの分析方法にも得意分野と不得意分野があります。
まず、大きく分けてトレンド分析とオシレーター分析についてご紹介しましょう。

トレンド分析とは、相場のトレンド、つまり方向性を解析する手法です。トレンドに従って売買する順張りの投資手法に利用でき、相場に強いトレンドが出ているときに有効です。
順張りとは、トレンドに逆わらず売買することで、例えば株価が上昇し始めたことを確認して買うような投資方法のことです。

トレンド系テクニカル指標は、時間軸に沿って表示される時系列指標と、時間軸を無視した非時系列指標に分類されます。

◆トレンド系テクニカル指標
株価の方向性や流れを分析
時系列
非時系


オシレーター分析とは、トレンドの強弱や売られ過ぎ・買われ過ぎといった市場の過熱感や株価の上下動の振れ幅を分析することで売買のタイミングを測ろうとする方法です。 特に、もみ合い相場やボックス相場のときの逆張りの投資に有効になります。
逆張りとは、相場の方向性とはあえて逆の売買を行うことで、例えば株価が下落しているところをあえて買っていく投資方法のことです。

◆オシレーター系テクニカル指標
相場の強弱を分析
時系列

そのほかに、一目山人が開発した純日本製の一目均衡表は「パターン分析」に属していて、ブラックマンデーを予測して有名になったエリオット波動論は「サイクル分析」になります。

実は、1つのテクニカル指標で相場の全てが分析できないように、これら分析方法の1つだけで相場が読めるものではありません。
トレンド分析とオシレーター分析には、それぞれがお互いの欠点を補ってくれるメリットがあります。トレンドが把握できて初めて、オシレーター分析が活かせます。それは、トレンドが決まれば売買のスタンスを決めることができるからです。
例えば、下落相場の時に株価が下落したところで買っても、さらに下落してしまう可能性があります。リスク管理という観点から考えれば、下落相場の場合は戻り売りのスタンスで投資した方がいいのではないでしょうか。逆に、上昇相場の時に株価が高値をつけているからといって、空売りをしてもさらに株価が上昇してしまう可能性がありますので、上昇トレンドの時は押し目買いのスタンスで投資をしたほうが良いでしょう。
このように、トレンド系指標でトレンドを把握した上で、戻り売りのタイミングや、押し目買いのタイミングをオシレーター系指標で捉える方法が効果的です。

→トレンド系・オシレーター系テクニカル分析指標ついて

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