RSIは、株式投資で広く使われている代表的なオシレーター系のテクニカル指標です。設定期間はいくつかありますが、一般的には14日がよく使われます。短期的な分析では5日や10日などに設定する場合もありますが、14日はさまざまな銘柄に比較的合わせやすい設定といえます。
RSIは0%から100%の範囲で推移し、14日RSIの場合は、過去14日間の値上がり幅と値下がり幅に対して、値上がり幅がどの程度を占めているのかを表しています。過去の高値や安値そのものを見るのではなく、実際の株価の上下幅から相場の過熱感を判断する指標です。

基本的な見方としては、RSIが70%以上になると「買われすぎ」、30%以下になると「売られすぎ」と判断します。ただし、30%以下まで低下したからといって、すぐに株価が下げ止まるわけではありません。30%以下という数値は、あくまで値幅から見て売られすぎの状態にあることを示しているため、実際の株価の動きと合わせて底打ちを判断する必要があります。
そこで注目したいのが、RSIが30%以下まで低下した後の動きです。売られすぎの状態からRSIが上昇に転じ、再び30%を上回ってくると、一旦の底打ちを示すシグナルになりやすくなります。RSIが上昇するということは、それまで値下がり幅の方が大きかった状態から、徐々に値上がり幅が増えてきていることを意味します。そのため、RSIが30%以下まで低下した場合は、その後30%を回復できるかどうかを確認することがポイントになります。
また、RSIはごく短期的な株価変動だけを見るというより、ある程度の期間における株価のうねりを確認する際にも有効です。RSIから底打ち感が確認できても、そこから株価が本格的に上昇するまでには何度か上下を繰り返す場合があります。そのため、RSIだけでピンポイントの安値を狙うのではなく、中長期的な底値圏を探すという考え方で利用するとよいでしょう。
今回はこのようなRSIを使った底打ちやトレンドの判断方法を動画で解説していますので、ぜひご覧ください。

