心理的な高値圏と株価の高値圏の違い

日経平均株価は昨日で16連騰しました。株価は高値圏だと言われながらも、歴史的な連騰記録を更新しました。今回は、心理的な高値圏と株価の高値圏の違いについて見てみましょう。

現在の日経平均株価もそうですが、心理的に高いと思っていても、株価はお構いなしに上昇していく局面というのは、当然に起こります。心理的には高値圏に見えても、株価はまだ上昇途中にあるため、毎日のように高値を更新していきます。

トレンドフォローとは、上昇していく銘柄を積極的に狙っていくものですが、必ず心理的な高値圏がブレーキとなってしまいます。株価が上昇していると高値圏に感じてしまう要因は、かの株価水準と比較してしまい、チャートの「見た目」が高値に見えてしまうことが要因です。

心理的に高いと感じることと、株価が高値圏かどうかは、関係がありません。重要なのは、現在の上昇トレンドが続いているかどうかだけです。もちろん、株価が上昇した後からエントリーする場合は、それに応じて短期的な利ざやを狙っていかなければいかなくなることもあります。

今回は、このような心理的な高値圏と株価の高値圏の違いについて動画解説しましたので、ぜひご覧ください。