東証1部 5803フジクラのリクエスト分析

「世話になっております。そろそろ買いに入るべきか、もう少し待つべきか思案中です。売買は中長期(数年)で考えています。考え方のご指導をよろしくお願い致します。」と、リクエストいただきました。

それでは、週足チャートを見てみましょう。

長らく続いた下降相場から持ち直しを見せているものの、戻りは510円台で数回叩かれた格好となっており戻りの鈍さが伺えます。各種移動平均線は収斂しており、動意も限定的です。下値は26週線(水色)割れを試す展開となっていますので、割れた場合もう一段下の安値(昨年8月の安値:320円)が視野入りしますので注意が必要でしょう。

方向感のない状態で下ブレリスクがある状態では、長期保有であっても買いは見送りされたほうがよいでしょう。配当も10円程度ですので、長期保有のメリットも少ないです。

また、足元で行われていた自己株式取得が、今後消却されるのか処分(売却)されるのかによって少なからず今後の投資家心理に影響してくるかと思いますので、追加の情報も追ってみましょう。処分(売却)される場合、株価下落要因となり投資家心理は悪化します。

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東証1部 9202 ANAホールディングスのリクエスト分析

「お世話になります。この銘柄は下降トレンドだと思いますが、下値のめどや反転上昇の可能性等、考え方をご教示ください。」と、リクエストいただきました。

それでは、週足チャートを見てみましょう。

ご覧のように、各種移動平均線は右肩下がり。株価も13週・26週線などの下にあり下降基調です。

このような場合、上に控えている移動平均線等が抵抗ラインとして意識され、戻れば売られる下げ相場が続きやすい状態です。現状下げ止まりが確認できませんので、しばらくは日柄整理が必要な売り相場が続きそうです。反転上昇には時間が必要でしょう。

ここから先の下値の焦点は、昨年8月の安値(3497円)です。
仮に、ここを割込むことがあれば、一段下に取引レンジを移行してくるともに、戻りを試す場面では強い抵抗帯となる可能性が高くなりますので注意が必要です。

一方、ここから戻りを試すようなら26週移動平均線(水色)・50週移動平均線(橙)、次いで昨年9月の高値(3864円)が上値のポイントとなります。戻りを試すも重い場合は、RCIが+70近辺から反落するタイミング(図の青丸)にも注意しながら取り組みましょう。

また、中東情勢の悪化等により原油価格の高騰が継続するようですと、財務面からの売り圧力も台頭してきますので念頭にいれておきましょう。

ご参考までに決算短信からの算出基準を紹介しますと、米ドル円為替レートを110円、航空燃油費の一指標であるドバイ原油の市場価格を1バレルあたり65米ドル、シンガポール・ケロシンを1バレルあたり80米ドルとなっています。

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東証1部 3939 カナミックNのリクエスト分析

「いつもお世話になっております。今年9月末@569にて購入。ここの所年初来高値を更新しています。離すべきか、どこまで上がるか見てみたい気持ちと・・・欲との戦い(笑)です。離すタイミングをお教えください。」と、リクエストいただきました。

それでは、週足チャートを見てみましょう。

9月末に569円にて購入されているとのこと、上に大きな窓があった状態で買われていますので戻りを試す局面では大きく乱高下するところもあったと思いますがボックス下限からの上昇をうまくとらえることができたようです。

ここから先の焦点は、終値で今年6月の高値(796.3円)を突破できるか否か。
本日は、ザラ場でこの直近高値を一時突破しましたが終値で維持することができませんでした。

年末の大納会・年明けの大発会と続く年明けの相場で、このボックス上抜けを目論みたいところですが仮にこの水準がこれまで同様に抵抗線となりますと8月後半から積み上がってきた買残の調整が入りやすくなりますので注意が必要でしょう。

含み益がある状態ですので、強い相場があるうちにこの水準での利食いを考えてもよいかと思います。

継続保有する場合は、調整が入った場合5週移動平均線(桃)の水準までの押しが入ることも想定しながらの保有となります。

よいお年をお迎えください。

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