東証1部 1893 五洋建設のリクエスト分析

「700円で売りたいとおもいます。ご指南ください。」

と、リクエストいただきました。ありがとうございます。
ご質問いただきました内容からは、「利益確定の売り」なのか、「新規の売り」なのか判断でき兼ねるところですが、現在の株価が600円前半のボックス高値圏であることから「利益確定の売り」を700円で検討していらっしゃる状態なのかと推察してコメントさせていただきます。

それでは、日足チャートを見てみましょう。

ボリンジャーバンドは、株価は概ね1σ~2σでバンドウォークしています。バンドは拡大中ですので、上値余地はまだあります。2σを下値支持線に上昇をしている内は保有ポジションの利益幅を伸ばしていける形状です。

続いて、週足チャートを見てみましょう。

長期にわたり、ご覧のような高値ボックス相場(レンジ相場)を形成しています。ボックス相場は、売り手と買い手の需給関係が拮抗している状態です。
ボックス相場時は、「レンジの下限に来た時に買い、レンジの上限に来た時に売る。」
という手法をとる場合もありますが、いざボックスを抜けた場合には、その需給関係が崩れ、新たなトレンドが発生することがあります。

ボックス相場の高値は、昨年11月に付けた634円。まずは、ここをブレイクできるか否か。それが最大の焦点です。抜けなければ、ボックスの下限を伺う展開に逆戻り。抜けて、これまでのボックス上限が下値支持線として機能していくようであれば700円で利食いできる確率は高くなります。

一方、「700円で新規売り」を考えていらっしゃった場合ですが、700円を付けに行く時のチャートの状態がわかりませんので、現段階でのコメントは難しいです。

カテゴリー: チャート分析 |

東証1部 4676 フジメディアHDのリクエスト分析

「2014.9月 @1610円 700株 購入しました。過去、利益が出た場面が何度かありましたが離し時を逃してしまいました。最近ずっと下がっていましたが、やっと買値を超えてきました。いくら位で離すのを目標としたら良いかお教え下さい。」
と、リクエストいただきました。

それでは、日足チャートから見てみましょう。

5/8にマドをあけて急騰。これまでのボックス保合い相場を上抜けする動きを見せています。
この5/2と5/8の間のマドを短期調整で埋めにいく動きが見られなければ、上値試しの展開が予想されます。

ただ、5月11日に決算発表が予定されています。2017年3月期の最終値はほぼ織り込まれていますので2018年3月期の業績予想によほどインパクトがない限り出付くしとなる可能性がありますので注意が必要です。長く保有されて、ヤレヤレの感があるようでしたら発表前の持高調整がでる前に利益を確定しておくのも一考です。

ここから先の上値の焦点は、今年1月27日の高値1,669円、次いで1月13日高値1,709円。
一方の下値の焦点は、窓上限1,625円、ここを割れると窓埋め完了の1,602円。この水準はこれまでのボックス保合いの上限となりますので、この辺りが下値支持線として機能していくかを確認していきたいところです。

カテゴリー: チャート分析 |

東証1部 7911 凸版印刷のリクエスト分析

「ICタグ関連とのことですが、チャートから読み取れることがあれば、ご教示ください。よろしくお願いいたします。」と、リクエストいただきました。

月足チャートを見てみましょう。

ご覧のように、株価が60ヵ月移動平均線を上にプラス50%縦移動した線(緑色)に接近する場面は、相場の天井に。60ヵ月移動平均線を下にマイナス50%縦移動した線(橙色)に接近する場面では、相場の底値を示唆しています。
現在の株価は、この緑色の線に迫っており、長期目線で高値圏といえます。

60ヶ月移動平均線(桃色)と株価の乖離率は30%以上と上昇基調ですが、高値警戒ソーンのため、上値は伸び悩んでいます。

6ヶ月移動平均線(黒色)を上回っている間は上昇基調維持とみますが、同線を下回ると戻り売りが強まります。

続いて、日足チャートを見てみましょう。

緑色の25日移動平均線(中期)が、水色の75日移動平均線(長期)を上から下に突き抜けた格好となっており、中期的な売り転換を示唆するものとして注意が必要です。
ここ数日は、全体相場が戻り歩調となっていることが支援材料となり75日移動平均線に接近する展開となっていますが、同線が上値抵抗線として機能するようですと、反発上昇のペースは鈍りボックス下割れが視野に入ります。
逆に、75日移動平均線を突破してきた場合は、1/6高値1169円が次の上値の焦点です。この水準で曲がるようですと三尊形成となることを考慮しておきましょう。

まずは、75日移動平均線との攻防に注目です。

カテゴリー: チャート分析 |