東証1部 6448 ブラザー のリクエスト分析

「2月20日に2058円・400株購入しました。今、売却か手持ちか思案のところです。よろしく分析の程お願いいたします。」と、リクエストいただきました。

3月決算銘柄の期末配当を受け取る権利を得るための最終日が、明日3月28日となっています。配当を受けたい方は3月28日までに株を買っておく必要があります。そのため、株価は権利付き最終日にかけて数か月前から上昇する傾向がありますが、翌29日には売却しても配当の権利は得られますので29日の配当落ち(権利落ち)でガクッと株価が下がることがあります。この動きは、高配当な銘柄ほど顕著です。

当銘柄も3月期末配当のある銘柄です。購入が2,058円とのことですので、現在利益がでていらっしゃる状態ですので配当目当てでなければ権利落ち日まで待たずに売却されて利益確定をしてもよいかもしれません。

週足チャートを見てみましょう。

右肩上がりの13週移動平均線(緑色)を上回る上昇基調ですが、前回高値(2,331円)が上値抵抗として意識されていることがわかります。
また、前週の足はこの水準で上に長いひげのあるローソク足となっております。高値圏で出た上ひげは要警戒です。

3月末のドレッシング期待もありますが、本日のドル円相場の円高進行や日経平均の大幅下落などから足元の相場環境もボックスから下抜け警戒がでてきた状況です。

上げ余地を残している場合もあるが、一旦は調整売りも出やすい水準といえるでしょう。

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東証1部 5408 中山製鋼のリクエスト分析

「84円で買いました。その後十分の一併合があり、やっともう少しで買値になります。1000円超え位まで待って売りたいと思います。」と、リクエストいただきました。

購入時期は、株式併合(10株から1株)が行われる前の84円ということですので、一昨年の後半あたり現物での保有ということでしょうか。

それでは、週足チャートをみてみましょう。
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※注:併合前のチャートは価格修正されています。

一昨年半ばに、橙色の50週移動平均線(長期線)を短・中期線が下抜け下降転換し、戻り高値で同線が抵抗となったことで本格的な下げ相場が続いていましたが、昨年後半より環境は好転。今度は逆に短・中期線が50週移動平均線を確りと上抜けしてきていることから長期目線で立ち上がりの形状となっています。

昨年夏以降からの上昇相場は、13週移動平均線(緑線)が下値で支持されていることから、今後も同線がサポートラインをして機能しているうちは押し目買いも期待できそうです。

また、2月6日大引け後に発表された決算は好決算となり、5円期末一括配当を実施、8期ぶりに復配(無配を続けてきたが、配当を再開する)する方針と発表されました。

このことで、目先は投資家心理の好転が期待できます。3月28日の権利付き最終日まで、復配の材料がどの程度相場の下支えとなるかどうかに注目です。また、この日以降持ち越す場合は翌日の配当落ちによる下げに注意が必要でしょう。 配当落ち分をすぐ回復してくるようであれば強い相場ですので、その場合は保有を続けて利幅を狙うことも期待できます。

ただ、一昨年戻りでたたたかれた870円を早期に回復できなければ、同水準はやれやれの売りものなどにより強い抵抗として意識されそうですので要注意です。

一度無配となった株は扱いが難しく、今回の復配が好感されているうちに利薄でも利益を確保しておくというのも一考です。

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東証1部 6331 三菱化工機のリクエスト分析

「390円で買い、損切りのタイミングが遅れてしまいましたがどうすることが一番良いかお願いいたします。」と、リクエストいただきました。

それでは、週足チャートをみてみましょう。
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ご覧のように、直近の動きを確認しますと各種移動平均線が収れんしており、下降相場からの下げ止まりが確認できます。
390円での購入とのことですので、一昨年の中旬ぐらいに保有されたものだと推察しますと信用ではなく現物での保有かと存じます。

今後、短期線から立ち上がりの形状となっていけば戻りが期待できます。
決算発表も終わっていますので、サプライズから大きくさげるリスクも少ない状況かと思います。保有期日がない現物取引であれば、収れんからの上抜けを待ってみることもできるでしょう。

目先の上値の焦点は、昨年12月の高値237円、ついで3月高値267円です。
価格帯レシオで確認すると、300円近辺では過去に出来高が集中したことがわかりますので、手仕舞いを考えるのであればひとまずはこのレベルでしょう。300円前後で保有した向きの「やれやれの売り」がでやすい水準です。この水準の売りものをこなしていけるようであれば、損失幅を少なくしていくことはできると思いますが、時間はだいぶかかると感じます。

一方の下値の焦点は、ご覧の50週移動平均線(橙色)が支持線となるか否かに注目です。

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