東証1部 4521 科研製薬 の分析

「買値1000円でもってます、最近年初来高値になりましたが、一度手放す方がよいか迷ってます。」との事です。

2015年業績予想の発表を前にして株価は上昇しています。昨年5月に付けた1880円に向け上昇中です。今まで5月GW明けに業績予想を発表していますから、今年もGW明けに業績は発表されるでしょう。まずは業績予想の発表を待ってから売るか持続か判断しましょう。

業績面では2013年の業績予想から見る上値目標は1750円~1850円の範囲でした。2014年業績予想では1950円~2050円くらいまで伸びるように見えます。これで2015年業績予想が一株利益120円以上なら3期連続で100円以上の一株利益となれば、さらに上値目標は上がる可能性はあります。まずは2015年業績予想の発表を待ちましょう。

チャート的には、昨年5月高値は1つの節目ですから意識されるでしょう。いったん売られる心配もありますが、2015年業績予想が良ければ突破するでしょう。5月GW明けまでは業績面への期待とチャートの心理的な節目の両面から観察が必要です。

チャート的には2週続けて続伸している事もあり、短期的には押し目形成の可能性もありますが、2015年業績予想次第では上げ幅拡大する可能性もあります。逆目が出て業績下方修正した場合、一株利益予想が100円以下なら売られるでしょう。その点も頭に入れておく必要はあります。ここは良い2015年業績予想を期待して持続と見たい。

◆週足チャート◆

4521

◆財務業績画面◆

4521g

カテゴリー: チャート分析 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です