東証1部 8802 三菱地所 の分析

「75日移動平均線まで株価が戻ってきていますがRCIでは高値圏にあるように見えます。これからの展開は上げなのか下げなのでしょうか?一目の雲を抜けてきそうですので初動とみて良いのでしょうか?ただ、上昇したとしても上げ幅は小さいでしょうか? 」との事です。

5月GW明け2015年業績予想は出ました。減収減益でしたが株価は下げません。業績悪化は織り込んでいると言うことでしょう。一株利益より都市部の資産価値で評価されている企業です。都市部の不動産はオリンピックに向け活発な再開発されています。中長期に見ていることでしょう。

2015年業績予想は減収減益を発表しても株価は下げないと言うことは、昨年からの安値2100円~2200円が下値支持線と言うことになります。上値抵抗線は昨年4月、12月に高値があります。この2点を結んだところが上値抵抗線、今年後半に向けて高値ゾーンと見て良いでしょう。

短期のテクニカル分析では、50日RCI、75日RCIは短期のピーク・ボトムを示す指標です。50日、75日RCIが80ポイント以上で下向きに陰転すると、だいたい株価は高値圏から下げに転じます。逆に-50ポイント以下で上向きに陽転すると株価は底値から立ち上がりか、下げ止まりから立ち上がりを示すものです。

12月高値信用期日明けを前にして株価は戻していて75日移動平均線を上回ろうとしている。株価は25日移動平均線を上回れば反発に入り、75日移動平均線を上回れば底入れから立ち上がりと判断できる。今後75日移動平均線を上回る状態が定着すれば6月~7月は戻り相場から値上がりすると見ています。もし6月~7月に戻りに入った場合、上値抵抗線が戻りを目安になるだろうと見ています。

◆日足チャート◆

8802

◆財務業績◆

8802G

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