東証1部 8002 丸紅 のリクエスト分析

大型 商社 丸紅のリクエストいただきました。

それでは、日足チャートを見てみましょう。

長らく続いた上昇相場も、25日移動平均線(緑)を下抜けてきたことで一服。高値圏からの下落のため、25日移動平均線(緑)が上値抵抗として機能するようであれば、短期的には戻り売りでしょう。

フォーメーションは、ダブルトップ(5/22日高値895円、6/7高値899円)の形状となっているため、下方向への動きを強めた場合は、下は75日移動平均線(水)、ついで200日移動平均線(橙)近辺が下値のポイントとなります。
買いからエントリーする場合は、転換足の陽転(青から赤の転換)や、下段RCI(オシレータ系の指標)がGクロスから上向きに推移するのを待ち、確りと下げ止まりを確認してからが良いでしょう。

逆に、25日移動平均線を上へブレイクした場合は6月7日の高値899円が視野入りし、年初来高値を更新することになりますが、まずは25日移動平均線との攻防に注目です。

今後の動向を占う上では、まず上方の25日移動平均線、下方の75日移動平均線のどちらをブレイクしていくかを見極めたいところです。抜けてきた方に、今後トレンドが発生してくる可能性が高いでしょう。

また、別途チキンレースの様相となっている米中貿易摩擦関連のニュースには気を払わなければなりません。特に、大豆など穀物相場の下落には要注意。商社ですので、穀物の輸入などにともなう採算の悪化や、在庫の評価損などが懸念されます。

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