東証1部 6383ダイフクのリクエスト分析

「1週間前に購入しました。年初からの下げが止まり、上昇に転じたと思っています。何か注意すべきことがあれば、ご教授ください。よろしくお願いします。」と、リクエストいただきました。

それでは、まず日足チャートを見てみましょう。

エントリーの時期は、ちょうど戻り局面で形成していたボックス相場の上抜けを試すポイントでした。
昨日、このボックス相場をしっかりと上抜けしてきたことで、短期的には下げ止まりから、上方向への動きを強めていると考えられます。

10日移動平均線(桃)や25日移動平均線(緑)が、75日移動平均線(水)とゴールデンクロスしてきていることも支援材料です。

ただし、上値では長期筋の売買指針である200日の移動平均線(橙)が目前に控えており同線を突破できるかどうかがポイントとなります。

次に、週足で中長期的にチャートをみてみましょう。

一目均衡表を確認しますと、株価は転換線(桃)を下から上に突き抜けてはいますが、厚みのある雲の中です。

雲中は、乱高下の前兆といわれることもありますので変動リスクに注意しましょう。

また、雲は抵抗帯として意識されます。雲抜けはトレンド発生のシグナルとなりますので、上下どちらの方向に抜けてくるのか、中期的なトレンドの方向性を掴む上で参考にしてみてください。

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