東証1部 1929日特建設のリクエスト分析

「平均単価650円で保有しています。思いのほか上昇して来ていますが、5日線や25日線を上回っている間は保有継続という見方で良いでしょうか。チャート分析で上値目処が読み取れるようであれば、ご教授ください。よろしくお願いいたします。」と、リクエストいただきました。

月足チャートを見てみますと、

過去の高値は60ヵ月移動平均線(桃)から+50%乖離させた緑の線を目処として動いてきたことがわかります。

平均取得単価が650円ということですので、緩やかな長期上昇トレンドの中での振幅を十分に取れていますので、そろそろ利食いを考えてもよろしいころあいかと存じます。

続いて、日足チャートを見てみましょう。

20日ボリンジャーバンドを見てみますと、10月中旬にボリンジャーバンドの中心線(青)を越えてからの株価は、概ね+1シグマと+2シグマの間をバンドウォークしているのがわかります。

バンドウォークは、強いトレンドが発生した際に出現します。
強いトレンドが発生すると両側のラインが大きく広がるエクスパンションの現象が確認できます。

ここから先もポジションをホールドして利益を伸ばす場合は、このバンドウォークの継続性に注目して下さい。
+1シグマを大きく割れてきたり、下段MACDがDクロスしてくるようであれば、すばやく利益の確保を考えたほうがよいかもしれません。

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