東証1部 6502 東芝の分析

「 証券会社から「東芝」が出遅れ感があるので注目しておいてくださいと言っております。いかがでしょうか?」とのことです。
年末衆院選挙は自民党の圧勝。相場の流れは一変して、日経平均は11000円に迫るまで値上がりした。11000円に迫るまで値上がりしたのに、大して東芝は値上がりしていない。上がってないから出遅れ感がある?。相場の上昇局面は好業績株、材料株から値上がりする事が多い。相場の初動で東芝の様な大型株が値上がりするには材料が出なければ上がりにくい場面です。

12月から値上がりした上昇相場では、まだ短期間であり、小型株から物色され大型株は最後の方に値上がりしてきます。今は2013年業績予想は、ほぼ確定段階に入ってますから、2014年業績予想が出なければ、業績面から買いにくい場面です。

一株純資産は約200円です。現在の株価は350円まで値上がりしました。出遅れ感はあるが、割高感もある。2014年業績を期待するにしても、一株純資産から見れば割高です。見方としては割高だから出遅れている。と見た方が良いでしょう。また300円以下に下がらないと買いにくいところでしょう。

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東証1部 5803 フジクラ の分析

「平均買値450円。損切りすべきでしょうか。」との事です。

 平均買値からしますと、大震災前に買われた様ですが、200円~250円のボックスで、約1年かけて底入れしてから上げ始めた動きと言えるでしょう。やっと上げ始めたのですから、しばらく持続するのが良いと考えます。本当なら、損切りは、もっと早い段階で考えることでしょう。

一株純資産は453円ありますから現在は割安と言えます。本格的に値上がりするかどうかは、2014年の業績予想次第と言えます。今は政府の強い景気テコ入れに期待しますと、持続するところではないでしょうか。もう少し期間が経てば買値回復期待は高まるでしょう。

チャート的には、底入れから立ち上がっています。株価は景気に先行して動くものですから、期待は高まっていると言えます。13週移動平均線を上回る間は持続と見て良いでしょう。
 

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東証1部 9671 よみうりランド

 「久しぶりに動き出したよみうりランドですが今後の動向はいかがでしょうか?」との事です。

都心に土地を持つ会社は、インフレ銘柄として有望視される。バブル時代、千代田区とカナダ一国の土地の価値が同じに評価された時がある。今考えれば、誰もバブルだと思う。自民党の圧勝から、阿倍首相はインフレターゲットと言うだけでインフレ銘柄は反応する。インフレになるかどうか?。中長期では為替動向、土地価格、物価から実感するでしょう。

短期的には、株価は材料に先行して動くものです。10日移動平均線を下回れば、小さなサイクルは終わり。また出来高が細れば終わりです。来週以降、10日移動平均線(下値支持線)を上回っていれば持続ですが、下回れば、いったん売り場と見ましょう。

 

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