今回は、PERやPBRが低く、いわゆる割安な水準にありながら、株価が上昇トレンドに入っている銘柄の特徴や、その見つけ方について解説します。
市場全体のトレンドが強まってくる局面では、最高値を更新する銘柄や、明確な上昇トレンドを形成する銘柄が一気に増えてきます。日経平均やTOPIXが高値を更新していくような環境では、右肩上がりの銘柄や新高値銘柄が全体の中で数百銘柄規模に広がることも珍しくありません。それだけ市場全体の地合いが良く、トレンドの強い銘柄が増えている状況と言えます。

ただし、上昇トレンドにある銘柄を見ていくと、そのバリュエーションは一様ではありません。PERが40倍、50倍といった水準まで買われ、明らかに割高感が意識される銘柄もあれば、PERが10倍以下と、市場平均と比べてもまだ割安に放置されている銘柄も存在します。この差は、今後の上値余地を考える上で非常に重要なポイントになります。

そのため、株価の移動平均線などテクニカル面でのトレンド確認だけでなく、PERやPBRといったファンダメンタル指標もあわせて確認することで、割安さとトレンドの強さを兼ね備えた銘柄を狙うことが可能になります。割安な水準にあるということは、業績への懸念や材料不足などが背景にある場合もありますが、市場全体が上昇基調にある局面では、そうした銘柄が見直され、相場全体の流れに乗って上昇するケースも多く見られます。
市場全体が高値圏にある局面では、上昇トレンドの銘柄数自体が大きく増えますが、そこからさらに割安という条件を加えて絞り込むことで、より優位性の高い銘柄に注目することが可能になります。相場環境が良いときほど、こうした視点を持って銘柄を選別していくことが重要です。
今回はこのような割安かつ上昇トレンド銘柄の見つけ方を動画で解説していますので、ぜひご覧ください。

