株価の方向性を判断する際、多くの投資家が日足のローソク足を確認していると思います。しかし日足だけを見ていると、海外市場の影響などによる窓開けや急な値動きによって、1日ごとの方向性が非常に判断しづらい場面があります。
そのような時に有効なのが、分足を利用した転換足による分析です。特に15分足の転換足を見ることで、その日1日の株価の方向性を比較的明確に把握することができます。

転換足は株価の方向性を色で示す指標で、赤は上昇方向、青は下落方向を意味します。15分足で転換足の赤が継続している場面では、その日1日を通して株価が上昇しやすい傾向があります。一方で、青が継続している場合は下落方向に動きやすくなります。
また、相場の動きが乏しい日には、転換足が横ばいになり、短い足が連続して現れる特徴があります。特に後場になると方向感がなくなり、このような横ばいの動きになるケースも少なくありません。
基本的には寄り付き直後の15分足の転換足の色によって、その日の大まかな方向性が決まることが多くあります。15分足の移動平均線が上向きで、転換足も赤で推移している場合は、前場を中心に上昇しやすい地合いと判断できます。
逆に、移動平均線を割り込み、15分足のトレンドが下向きに変化したところで転換足が青になった場合は、その日は下落方向へ進みやすくなります。このように転換足を利用することで、日足だけでは判断しづらいその日の強弱や、短期的なトレンドの勢いを把握することが可能になります。
このように転換足は、時間軸ごとに使い分けることで、1日の方向性、短期的な売買タイミング、数日間のトレンドなどを判断するための有効なツールになります。デイトレードから短期スイングトレードまで、さまざまな売買スタイルで活用することができるでしょう。
今回はこのような転換足を使った短期的な株価の方向性の判断方法を動画で解説していますので、ぜひご覧ください。

