東証1部 8515 アイフルのチャート分析

「何時も、勉強させていただいております。5日線にそって押し目らしい押し目も見せず上昇しており、また週足6週連続陽線です。829円チャレンジで宜しいでしょうか。」とのリクエストを頂きました。

アイフル(8515)ですが、上限金利の改正案をきっかけに株価が急騰しています。またご質問の通り、5日移動平均線をほぼ下回ることなく、短期上昇型のパターンとなっており、出来高も増加傾向あることからも、株価の上昇に勢いがあることもわかります。

ご質問にあった829円というのは昨年5/13の高値かと思われますが、今の株価の動きからすれば、その価格が意識されているといえます。またRERから見ても、現状で9.3倍と割安な状態にあり、今後法改正によってさらに収益が拡大するのであれば、今の株価水準は相当な安い状態にあるといえます。またそういったところを先取りして買われています。

ただし現在は、チャート的な過熱感はありますので、10日移動平均線を割り込むなど短期トレンドが崩れた場合は、25日移動平均線までの調整か、または高値保合いの状態になる可能性があります。

法改正されるのを前提に、長期スパンで狙うのなら、25日線近辺まで調整するまで待つか、利食いなどの押し目が入るのを踏まえた上で、高くても買っていくかの判断になります。

また株価水準は期待もあり、下値から見れば高い位置にありますので、もし法改正を織り込んだ株価の期待を削ぐような事になれば、大きく株価が下落する可能性もありますので、そこは注意深く見ていく必要があります。

数日程度の短期売買としては、面白みがある銘柄といえますが、やや中期スパンを目指すのなら、押し目の調整を踏まえた上での売買がよろしいかと思われます。

※下の画像をクリックすると拡大されます。

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