東証1部 1893五洋建設のリクエスト分析

「650円で売りたい。」と、リクエストいただきました。

本日の終値は566円なので、650円で売り決済したいという意味でよろしでしょうか。
それでは、チャートで確認してみましょう。

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月足チャートでは、株価は6ヶ月移動平均線(黒色)を下値支持線に上昇基調を続けてきましたが、現在は高値ボックスの動きとなっており直近ではその6ヶ月移動平均線が上値の抵抗となっています。
また、2006年の高値、2015年の高値、2016年の高値が630円台にあり何度もトライするも抜けない壁となっていることがわかります。
650円を示現するには、これらの抵抗帯をすんなり抜けた上で足元を固める動きとならなければなりません。

次に、日足の一目均衡表を見てみましょう。
昨年11月の急落で一目の雲を割れて以降、戻りも鈍く同雲が上値の抵抗となっていることがわかります。
また、ここを押し目と見た向きの信用の買残も高水準を保っており信用倍率は10.5倍。戻りを試す場面では、これらの手仕舞いの売りや戻り売りをこなしていかなくてはなりませんので当面上値は重そうです。

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