東証1部 5741 UACJ のリクエスト分析

「信用買い残が急増している割に株価はさえない状況のようですが、中長期で見て、下値の目途はどのくらいになりそうでしょうか。よろしくお願いいたします。」と、リクエストいただきました。

それでは、日足チャートを見てみましょう。

8月2日の決算発表を受け、窓を開けての急落となりました。通期予想に変化はなく控え目な内容であっことが失望売りを招いた格好です。
窓を埋めに行けない間は、信用の買残が増加していることからも戻りが入れば売られやすい展開が続くでしょう。
しかし、決算内容的には決して悪いというものではないため、ここから更に売り崩すといった向きは限定的ではないかと考えます。低位株でもあり、仕掛け的な売りが入ったとしても利幅はあまり望めません。

目先は、今年4月安値(272円)を維持できるかどうかが下値のポイントです。

ただし、株価は10日移動平均線(桃)を上値の抵抗に下降基調であることには変わりませんのでここを割込んできた場合は、下振れに注意が必要です。

これから中長期で仕込むのであれば、下げ止まりと反発を確認してからの方が良さそうです。また、9月27日に株式併合が予定されていますのでイベント通過後の方がポジションを継続しやすいかと思います。

カテゴリー: チャート分析 パーマリンク