東証1部 2760 東京エレクトロンデバイスのリクエスト分析

「目先の下値目処はどの辺りになりそうでしょうか。よろしくお願いいたします。」と、リクエストいただきました。

それでは、日足チャートを見てみましょう。

75日移動平均線が下向きの状態で、同線からのカイリは-20%以上と大幅に売られています。通常時であれば反発を想定してもいい頃合いですが、今回新型コロナウイルスが経済に与える影響を懸念し世界的にリスクオフの様相となっていることや日経平均も下げ止まりが確認できない状態で下値目処や底を指摘するのはやや難しい状況です。

大幅下落が続く中で下げ止まらない場合は、戻れば売られる状態のため、買いは見送りです。戻りはまず2000円の大台、ついで200日移動平均線を回復できるかが焦点となります。

20日ボリンジャーバンドを確認しますと、-1シグマが1907円近辺、-2シグマが1626円近辺となっています。ボリンジャーバンド拡大中のため開きが大きいですが、-2シグマラインが当面の下値の目途となりそうです。

長期投資を目論んで底値を探る場合、直ちに買いに入るはさけ一連の下降トレンドの終焉をMACDのGクロスなどで見極めてからエントリーされるとよいかと思います。

また、ハイボラを材料にアクティブに取引される場合は、大きく張らずにポジションのリスク管理をしっかりと行ってお取組み下さい。

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