JQ 4978 リプロセル のリクエスト分析

「売りを考えています。長いこと持っています。宜しくお願い致します。」と、リクエストいただきました。

それでは、日足チャートを見てみましょう。

本日午前中に、同社IRが新型コロナウイルス用のワクチン開発を目指す国際的研究コンソーシアムへの参加を発表しておりこれが好感されました。

ワクチンは医療従事者や感染者の家族など感染リスクの高い人々を初期のターゲットとし、鼻腔内への投与でワクチン効果を狙うとあります。
また、コンソーシアムの技術を活用することで、将来、 新型コロナウイルスが変異した場合にもワクチン効果が維持されるようにデザインする予定という。

これを受け、本日の株価はストップ高となりました。

大型株が保合いの様相をみせる中、個別に材料がでた銘柄は物色されやすく渦中の材料となれば短期資金が集まりやすい環境となるでしょう。ただし、値つかずストップ高で上がっていくようであれば売れません。

本日の終値が396円ですので、明日もストップとなれば476円となり今年1月に付けた高値を捉えます。1月・2月と過去にも急騰する場面がありましたが、いずれも数日で売りものに圧されていることから、寄り付けば短期的に調整も入りやすくボラティリティが高くなりそうですので注意が必要です。

長く買いポジションを持たれていたようですので、
材料を織り込むまでのここ数日の勢いのあるうちに手仕舞いを考えられてもいいかと思います。

短期的な急騰・調整を経た後、押し目をつけながらしっかりと上昇のトレンドがでてくるようであれば改めて買いなおすというかたちで考えられてもいいかと思います。

長期で持ち越す場合は、まず1月の高値をポイントとして注目してください。
ここが支持線として機能しなければ短期資金が逃げていきやすくなるでしょう。

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