東証1部 1446キャンディルのリクエスト分析

「608円でインしてから現在までもっていますが、踊り場で一旦全部売るべきか、思案のしどころ。機械でもいいので見解をください。」と、リクエストいただきました。

それでは、週足チャートを見てみましょう。

下段のMACD(桃色)を確認しますと、Gクロス後は右肩上がりの上昇トレンドになっていることがわかります。そのため、この上昇基調が続くようであれば上値を探る展開も考えられます。保有し続けるようであれば、陰転、Dクロスに注意しながらトレンドの継続性をみていってください。

26週ボリンジャーバンドを見ますと、株価は+1σと+2σの間に位置しています。
通常バンドが一定幅から広がり始めた時期は、価格の変動性が大きくトレンド形成時期と考えます。上昇相場であれば+1σ~+2σの間でバンドウォークを形成しますので、こちらも継続性を確認しながら保有することになります。

ただし、目先は6月にストップ高から急調整し大陰線となった日の高値が776円にあります。信用取組も5.3と高水準ですので、この水準の戻り売りには注意が必要です。

現状の水準は、押し目買いと戻り売りの両面から見ることができますので思案のしどころですが、上に意識されるポイント(前述の776円や800円の大台)などが控えていることから、ひとまず利確するのも一考かと思います。

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