東証マザーズ 6072 地盤ネット の分析

「地盤改良を前提としない地盤解析サービスで業績を伸ばしているようです。一部には、特に東日本大震災以降、過剰な地盤改良工事が横行しているという話も聞きます。東証マザーズ上場後は、期待値で株価が上昇して来た面もあるとは思いますが、ここ数週間の急落後、13週移動平均線あたりで下ヒゲをつけたようにも見えます。現状のPER・PBRから割高なのは承知していますが、購入しようかどうか迷っています。」との事です。

今までに無いサービスで上場しました。「東日本大震災以降の地盤改良工事」は業者の言い値になっていました。そこに風穴をあける明瞭なサービスの会社が出できたから期待は多きいと言えるでしょう。地震大国日本では、かかせないサービスと言えます。今後も期待される事は間違いないでしょう。

「業者の言い値」と言う業界体質に風穴。東日本大震災の後と言う、上場条件が良かったことで、一株純資産74円の株が6000円まで値上がりしました。PBRで80倍以上・PERで160倍以上と言う異常なまでの高さです。ここまで人気化した株、今後、どの様な動きをするのか観察したいところです。

個人的には、どれだけ業績が伸びるか分かりませんが、いまの業績では1000円以下にならないと買えません。今後、大幅に業績が伸びそうなら、またその時に考えたいと思います。

 

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東証1部 5803 フジクラ の分析

「5月23日以降も比較的下げ幅は限定的でしたが、本日の急落で13週移動平均線を割って来ました。PBR0.6倍で業績もV字回復を見込むようですが、今後の株価の見通しはいかがでしょうか。」との事です。

5月23日以降、ハリケーンと竜巻、Wで吹き荒れた相場でした。久しぶりに見た乱高下でした。予想以上に相場を先取りした外国人投資家は16000円で売ることを決めていたのでしょう。今週のSQに向けて13000円まで短期調整したことで、嵐の様な相場は通り過ぎると見ています。

いままでSQに向けて大幅下落した後は、翌週まで調整はズレ込んていましたから、来週20日前後で、この下げ相場は終わると見ています。フジクラは225種採用銘柄ですから連動するでしょう。徐々に回復するものと見ています。次は秋の中間決算時期に向け、徐々に値上がりするでしょう。ここから下げた場合、下げ余地は小さく、下げたら買い場になると見ています。

 

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東証1部 6501 日立製作所 の分析

「400円で4000株持っています。中期今後の見通しを教えて下さい。」との事です。

 

日立は家電はやめて、情報インフラ事業、電力システム、社会インフラなど、社会資本整備の業態に変わりつつあります。これから高齢者が増える時代では、社会システムを再整備しなおさなければなりません。その代表格になるのが、日立、三菱重工などでしょう。

 

5月に16000円を付けたと思ったら、一気に大暴落に発展しました。これだけの大暴落ですから、下落の影響を受けない株はありませんが、全体の下落幅からみれば、下げ幅は小さいと言えるでしょう。ソニー、パナソニック、シャープは家電で大苦戦した中でも、早くから社会インフラに業態を変えたことで黒字を維持しています。

 

高齢化と言う社会変化のスピードは待ったなしですから、中長期的には、上昇を続けると見ています。家電に見切りをつけた事は、業績を見ても大英断と言えるでしょう。個人的には、中長期では1500円以上していても不思議ではないと見ています。

 

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