東証1部 7203 トヨタ の分析

「円安効果、業績向上見通しの上振れ等々言われて居りますが、今後の動きは如何ですかね。」との事です。

2014年の業績予想期待、少なからず為替(円安)を期待して先買いされた部分、米国景気回復期待、アベノミクス、日本株上昇と、多面から買われてきました。一番安心して買える株の代表と言っても過言でないのがトヨタでしょう。

相場全体が、上記事情を先買いしてきたから、5月に16000円まで急騰しました。今は急激に先買いされ上昇した反動から相場は売られてます。全体が落ち着くまで、いましばらくトヨタも乱高下は続くでしょうが、7月以降は上昇相場に戻すでしょう。

少し気になるのは、高値で買われた信用買い残の整理が進んでないので、崩れる心配があります。もし崩れたら買い場ですが、信用整理が進まない事が気がかりです。

 

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東証1部 6361 荏原製作所 の分析

「ズット低迷が続いていましたが、前期決算数値が良かったので、やっと動き始めました。それにしても逆に上がりすぎ?!。今後の見通しを教えてください。」との事です。

低迷期が長かっただけに、安い株価水準に慣れすぎたこともあります。少し値上がりすると高く見えてしまいます。確かに、短期的には勢いよく値上がりして事もあり、しばらくもみ合う可能性はありますが、上昇相場は終わったようには見えません。

目先75日カイ離率は約50%です。25日~75日移動平均線から離れすぎている感じはあります。少し調整したら、また上昇基調に戻すと見ています。短期的には高いと思いますが、しばらくは上昇基調は持続すると見ています。


財務業績画面

 

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東証1部 8053 住友商事 の分析

「業績は堅調、増配、シェール革命の恩恵もあり割安だと判断しています。最近上がり始めましたが、上値はどれくらいでしょうか?」との事です。

円安の時代→商社の時代になりました。シェール革命がもたらす円安時代。円安時代は便利な仕組みで、海外で仕入れて船で運んで、日本に運ばれて(買った時より)売るときの為替レートが円安になっていれば商社も大儲けです。円高時代は逆回転ですから、商社株は上がりませんでした。

円安になれば、いままで円高時代に買った商品(在庫)も儲けが増えるわけですから、これから商社の時代が来た!と言えるでしょう。今後、2年~3年で140円くらいまで円安は進むと言われていますから、いずれ2007年の高値(2445円)は上回るでしょう。

いずれ上回るにしても、当面は2007年の高値2445円を上回ったら、いったん利食い場だと見ています。いったん売った後、また押し目(下げたら買い場)を付けたら、また買うのも良いでしょう。

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