「不動産株ですが、あまり動きません。いかがでしょうか?」との事です。
業績的には分析しようがありません。何か値上がりする材料を知っているとか?。何もなければ動かない様に見えます。
「公的資金の返済等話題が出ていますがあまりあがりません。いかがでしょう?」との事です。
銀行業の株が値上がりする時は、株が上がっているなど、市況の好転が上昇理由になるでしょう。1つの株を見ると言うより、日経平均が値上がりする間は上昇は続くと見る業種です。銀行株、証券株、不動産など、景気敏感株は、日経平均に先駆けて値上がりします。
りそな銀行が下がらない間は、日経平均は上げ続けるし。テクニカルでは25日移動平均線を上回る間は上昇は続くと見ます。まだ決算がでたばかりですから、まずは800円を目指す展開か。同業種株が下げない間は上昇持続。相場全体が崩れるか、同業種株が崩れだしたら要注意です。
「先日同株について分析をしていただいた者です。その時点では中期での保有を勧められたので選挙前をメドに売却を考えておりました。ただ、10日に出ました今期の決算がかなり良かったのと、14年度の決算予想(日経朝刊11日掲載)が今期の2.5倍となっているので、100万くらいいくのではないかと思うので売却を迷っております。ご意見をお聞かせいただけないでしょうか。宜しくお願い致します。」とのことです。
2月から暴騰続きで、ものすごい値上がりです。こんな上げ方の株は滅多にありません。まだ為替の水準を見ると円安余地を大きく残している様に見えるからでしょう。為替と日経平均は連動しているので、目先は来月6月SQ前後までは続くようにも見えます。まずは為替次第ですが、為替は円安環境にありますから、すぐには下げにくい様に見えます。今の株価水準は、誰が見ても買える様な水準に見えません。それだけ為替の円安方向が強いということでしょう。