東証1部 6753 シャープのチャート分析

「参考にさせていただいています。今年の1月上旬に290円で購入しました。まだ株価は上がっていくのでしょうか。よろしくお願いします」

シャープ(6753)は日足の移動平均線を見る限りでは、75日移動平均線と200移動平均線のクロスしている点からも、中期的な底値からの立ち上がりの局面といえます。

しかしながら、過去の高値からの下落が大きいため、戻り売り圧力は依然として強く、
通常の中期立ち上がりであれば、高値を更新していくところが、今年になってからボックスの動きとなっています。

短期的なところでは、10日移動平均線を上回っているため、ボックスの上限である400円近辺までは上昇する可能性もありますが、400円以上となるには、業績が大幅に改善するなどインパクトのある材料が必要かと思われます。

 

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東証1部 4661 オリエンタルランドのチャート分析

「参考にしていただいています。自民党の政権に替わってから全体的に株価は上がってきていますが、オリエンタルランドの上値はまだあるのでしょうか」とのご質問です。

日足では1月から、各日足での移動平均線が上向きとなり上昇トレンドとなりました。現在も25日や75日移動平均線より株価が上回っており上昇トレンドは維持しています。また現在は上場来高値を更新し、過去のシコリもないため値が軽くなっているといえます。

この上昇トレンドが維持されている間は、さらなる高値更新の可能性もありますが、財務指標からすれば、PERやPBRも市場平均より高く、将来の業績がかなり期待されて買われているのは明らかです。つまり次回の決算発表で、来期の業績予想が期待以上でないと、下落する恐れもあります。

結論としましては、短期的なスパンでの高値更新の可能性はありますが、中長期では株価の水準からいっても、上値は伸びにくいといえます。

 

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東証1部 4205 日本ゼオン の分析

 「決算発表後のもう一段高の 1200円位 期待しているのですが どうでしょうか 」との事です。

2013年3月期の一株利益は51円でした。2014年3月期業績予想は、一株利益60円以上、前期比で10円以上の増益がほしいところです。20円以上の増額なら一段高は可能でしょう。業績は発表されて見なければですが、為替が100円前後の円安なら大幅な業績改善は可能だと思います。いまは業績の発表待ちの状態です。
 

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