東証1部 4743 アイティーフォー の分析

 「7~8年前に購入、下落後、ズット放置!。先日思わぬストップ高!?。今後は如何ですかね?。」との事です。

 

2000年に上場した時、一株利益は135円ありました。その後、株式分割していますから、2000年の分割後の高値は3540円です。2005年3月期の一株利益は108円あり高値は12月に1930円がありました。

2013年3月期の業績予想は増収増益予想(確報待ち)で、一株利益は35円です。増収増益で一株利益が35円あったのに、株価が400円以下で割安に放置されていたから、妥当株価の500円台まで値上がりしたと考えます。

次は2014年3月期の業績予想が、どの程度、増収増益予想を発表するか?と言うところで、妥当株価500円台で止まっている。税引き利益10億円以上、一株利益予想50円以上の予想なら、株価は1000円くらいまで上がると考えます。それ以下なら、700円~800円位までではないか?。

業績予想は、4半期毎に変わりますから、それによって株価は変動します。今後の株価の見通しは、一株利益の伸びによって動きます。2005年の1930円まで株価が戻るには、一株利益で80円くらいまで増加すれば可能でしょう。

月足チャート

財務業績画面

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東証2部 8728 マネースクエアジャパン  の分析

 「同株を高値で買い、ライブドア事件で下落後は塩漬け状態でしたが、ようやく今年買値に戻りました。円安基調なので、中長期保持のスタンスでもよいでしょうか。」との事です。

今年2月から暴騰しています。これだけ暴騰している業種は、バイオ関連株、資産関連株、金融関連株、不動産関連株です。アベノミクスを材料に、業績に先行して値上がりしている部分も多くあるように思います。

マネースクエアジャパンの株価の動きを見ても、2009年~2013年まで、為替が円高局面でも、株価は下げずにボックスを続けていました。この動きを見ても、円高に先行して先に下げた訳で、下げ続けた訳ではありません。

今の局面も、今後の円安を先行して先買いされているいると見た方が良いでしょう。いくら円安になるからと言っても、企業業績が先行して買われた訳で、業績が好調の内に高値を付けるでしょう。また株価は投資家が買わなければ上がりません。

上がり過ぎた株価を買い続けなければ、長期投資にならないでしょう。長期と言う点が気になります。とりあえず中期くらいと思って、高値警戒の動きがでたならば、いったんは売りましょう。

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東証1部 7873 アーク の分析

 「昨年、産業再生機構の応援を頂くことで、経営改善に取り組まれて居るようですが、今後の未透視は如何でしょうか? 」との事です。

国内比率は約35%くらいしかないので、会社存続のため、ここ数年の円高を乗り切るためには企業再生機構を頼るしかなかったでしょう。また100円近くまで円安となれば、売り上げの海外比率が高いので、急速に業績は回復します。

また景気が良くなるとなれば、各企業はどんどん新製品を出そうとするでしょう。新製品に欠かせないのは金型です。円安と需要の増加から業績回復は期待できると思います。今のところ債務超過状態ですから、短期的な値上がりは、2014年3月期予想の発表は、どの程度の一株利益予想になるか?で決まりそうです。しばらく株価の動きに注目したいところです。

財務業績画面

 

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