東証1部 2432 ディーエヌエー の分析

「今年の1月高値 月足チャートの60ヶ月移動平均線+50%ラインから60ヶ月移動平均線まで下落しました。下落に伴い買い残増加は増加しています。下値は2012年のように60ヶ月移動平均線-30%ラインと見ておくべきでしょうか?」との事です。

月足チャートで見ますと、2012年の安値は60ヶ月移動平均線-30%の水準で下げ止まりました。現在の状態は、60ヶ月移動平均線は上向きで、株価は6ヶ月移動平均線を下回っていますが、60ヶ月移動平均線を上回って推移しています。

 
いまのところ60ヶ月移動平均線(2175円)を上回っていますので、上回っている間は下値支持線と見ましょう。ここを下回る様な業績悪化などの悪材料、業績を悪くする様な制度変更、社会の変化がなければ、当面は60ヶ月移動平均線を下値支持線とみて良いと思います。

 

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東証1部 2168 パソナ の分析

「主に短期投資をしています。会員サイトの市場ホットニュースをみてこちらを注目しておりましたが、先々週一気に上げたあと一度下がるかと思い10株空売り注文を入れてしまいました。かつ、不注意で注文を取り消すのが遅れ約定、その後一気に上昇し非常に高値になってしまいました。今日多少下げましたが、買い戻しのタイミングが全く分かりません。業績発表や下値固め?を待つべきか、このように急に大幅に上昇した株は今後どのような動きをするのか、是非教えて下さい。ここまでね上がってもまだ上昇するというのは、今後益々の上昇を見込む投資家が多いからでしょうか。」との事です。

人材派遣の出遅れ株です。アベノミクス→景気回復→人材不足→業績回復→「買いだ」になるイメージでしょうか。そう言う意味で出遅れ株と見ていました。この株は昨年5月から下げ続けていました。そう言う下げ相場の中で、今年1月以降、アベノミクスを期待して下値に買いが増加していました。1月から信用買い残と売り残は逆転しています。今後の業績回復を期待した買いだと思いますから、短期的には下げ要因は見あたりません。

空売りについて。
空売りは短期上昇中の強い株の初動を売ってはいけない。仮に売るとしたら、せめて10日移動平均線を下回ってからです。まだ下げが確定しない段階で売ってはいけない。短期上昇銘柄は、5日~10日移動平均線を上回って推移します。上回る間は下げないと判断します。

今後どの様な動きになるか?。まず同業種株の動きを参考にします。同業種株が強ければ、出遅れなので、今後も強まる可能性がある?と判断するでしょう。個別のチャート的な判断は、まず株価の動きについて、初押しは10日移動平均線まで。初押しで10日移動平均線を下回れば弱い、そこで反発すれば強い。次は高値を上回れなくなったら弱いし、下落したら弱い。下げずに上放れたら第2段目に突入と考えます。予めどう動くかは決まっていません。10日移動平均線に沿って上昇か、下回ったかで観察します。

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東証1部 8411 みずほFG の分析

「 証券株に続いて次は銀行の順番だと思うのですが・・・。みずほFGはいかがでしょうか?」との事です。

 
3月決算が終わり、いつもながら調整します。目先は75日移動平均線まで下げました。短期的には押し目形成に見えます。しばらくは75日移動平均線~25日移動平均線の2線間でもみ合う可能性あり。75日移動平均線を上回った状態で、下げ渋れば日柄調整は終わったと見る事ができるかもしれません。

決算が出揃う5月GW明けまでボックス相場は続くかもしれません。また金融株は他の株より先に上げ始める場合もあります。このあたりを観察してください。

 

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