東証1部 5108 ブリヂストン の分析

「中期狙い3100円買いいかがでしようか」との事です。

目先のデイトレ感覚で10円取った、20円取ったと言うレベルなら、売買タイミングですから問題ありませんが、ここから中期狙いと言う事になりますと、押し目を待つか、他の銘柄を狙った方が良いでしょう。月足チャートで、中期的な下値支持線を見ますと、6ヶ月移動平均線に沿って上昇しています。

現在は6ヶ月移動平均線から大幅カイ離している水準です。押し目を待つなら、6ヶ月移動平均線(2600円+-100円)前後まで下げるまで待つ必要があるでしょう。現在の水準は急騰した後であり、何れ調整するでしょう。その調整を待って押し目と見た方が安全です。

 

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東証1部 8954 オリックス不動産投資法人(REIT)の分析

 「IPO、公募売出、共に活況の中、今月最後ということで「オリックス不動産投資法人」を強く勧められています。いかがでしょうか?」との事です。

 
アベノミクス→2%インフレターゲットを目標にスタートしました。インフレ→不動産となりますから、しばらくREITは買われるでしょう。REITは投資収益の分配(家賃収入など)から価値が決まります。今後、景気が良くなければ、ビルの空室率は下がり投資収益が上がると言うことを先取りする動きでしょう。

 
景気が良かった、2007年の株価を見てみましょう。250000円の高値があります。2009年リーマンショック後の安値は56000円です。投資収益が良くなれば、2007年の高値を抜くことも可能だと思いますが、当面は高値=安値の中間値(153000円)が目標価格になると見ています。

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東証1部 4521 科研製薬 の分析

「買値1050円で長い間待っていたのですが、売り場がわかりません、ご指導お願いします。」との事です。

3月決算を前にして「目標株価」は幾らか?。市況は米国市場、税制、制度が変われば、アッと言う間に売られてしまいます。現在の様な上昇基調の好環境を維持している事が前提になります。株価の上昇とは企業の成長を意味します。

企業の成長とは企業価値が高くなる企業です。企業価値が高くなると言うことは「一株純資産(株主資本)」が増加する企業の株価は、価値の増加=株価上昇と言うことです。

株価目標は、一定条件を満たすだけの業績的裏付けが無ければ出せません。赤字や減収減益など、企業価値が減少する局面は、価値の減少=株価下落となるからです。増収増益であること。税引益が10億円以上あること。株価の上昇は将来の業績を先取りするため、今後の利益の増加を計算します。

現在の一株利益(107円)-配当(44円)=純利益63円(株主資本)です。今後3年間で、どの程度増加するだろうかと言うことで3倍(189円)にします。現在の利益が3年続くと得られる純利益(株主資本)です。現在の一株純資産(724円)+189円を加算して2倍にします。この金額が「目標株価」です。

企業の売り上高、利益額の伸び率が高い企業、成長企業と言います。その場合は3倍~7倍くらいにする事もあります。業績発表後、現在の株価が目標株価より大幅に低い株が中期成長株です。

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