東証1部 9501 東京電力 の分析

 「207円で購入しました。いい感じのチャートに見えるのですが、今後の見通しをお願いします」との事です。
 
 
問題ある会社です。短期的な見通しを知る人はいないでしょう。政府のエネルギー政策はハッキリしたものは出てません。出てないので方針もハッキリせず、上場維持させるのか、JAL式にするのか?。それが決まらない間は、株価は動きようがありません。このまま上場維持を決定し、原発保証は政府の全面支援となり東電と分離するなら暴騰するでしょう。JAL式なら、いったん売られるでしょう。どちらになるかハッキリしない間は、ジリジリ150円に向けた動きを続けるように見えます。
 
何を期待されて買われたか?。買われた理由があるなら、その理由にしたがって持続するしかありません。株式投資に迷いはつきものです。自分を信じるか、情勢を見守り持続するか。または、いったん手放して、ハッキリしてから買いなおすか?。動く理由がなければ持ってても仕方ありません。
 
 

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東証1部 8584 ジャックス の分析

「8584/8585/8515とを一緒に見ておりますが、基調が変わりつつあるようです。8584だけが基調割れしたように感じますが、大相場の中、3銘柄基調が崩れたわけではない中、この銘柄をカラ売りに関してアドバイスお願いいたします。」との事です。
空売りのポイントとして、この株の様に急騰した株は「鋭角相場」「A角相場」とも呼びます。短期間に、1年分の利益を先取りする相場をいいますね。

「鋭角相場」は、出来高急増とともに株価は急騰します。出来高急減とともに、株価が10日移動平均線を下回れば売り場です。また25日移動平均線を下回れば売り転換です。このところが売り場です。見立てとしては相場は終わった株と言えます。
 

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東証1部 8729 SONYFHD の分析

「2月6日、1550円で購入、2月6日の上げ相場で下げていますが、この先どのようになりますでしょうか。」との事です。

 

相場全体が値上がりすれば、他の保険会社と比較され、何れは買われるでしょう。保険会社が買われる理由は、日本全国にビル(不動産)を持っている。保険金を株や債券に投資している。相場が上昇すると、保有している株が上昇し含み資産が増加し、インフレに強いとされるからです。SONYFHDは、株ではなく、大半を日本国債に投資しているようです。株価上昇局面の恩恵は、他の保険会社と比べて低いかも知れません。

 

一株純資産(PBR)から見ますと、妥当か割高と思えますが、多少なり保有している株式が少なければ評価は低くなるでしょう。

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