東証1部 5486 日立金属 の分析

「値動きがあらいが、今後2ヶ月先をみて買か売かをアドバイス願います。」との事です。

値動きが荒いと言うより、2012年11月から今年2月3日の高値まで1年3ヶ月で3倍以上値上がりしました。節分天井と言うような高値に感じられます。月足では1年3ヶ月で3倍以上値上がりした後、6ヶ月移動平均線を下回っている。一相場終わったと見るパターンです。

日足チャートでは25日移動平均線と75日移動平均線はデットクロスした。これを見ても一相場終わったと言える。株価が上がるかどうか。4月下旬に発表される2015年業績予想で決まる。一株利益予想が10円以上アップしないと戻り売りか、高値ボックス相場となり乱高下が予想される。

増収増益予想で10円以上アップすれば上昇相場に戻せるかもしれない。決算予想が出るまでは値動きの荒い相場展開が予想される。10円以下の増収か減収に転じたなら売り転換の可能性は高まる。材料出尽くしの、いったん撤退となろう。株価的には業績予想が出るまで1550円以上の値上がりは難しい可能性がある。

 

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JASDAQ 6871 日本マイクロニクス の分析

「仕手株のように思われますが、超短期では、リバウンドあっても良さそうにみえますが、いかがでしょうか?」との事です。

仕手株と言うより材料株に見えますが、どの様な点が仕手株に見えたのでしょうか?。大幅高したからでしょうか?。昨年10月は500円前後の株価が今年2月に13870円まで値上がりする大相場となりました。「次世代電池関連」として大幅高しました。

 

材料株の場合、材料が萎んでしまうと相場は終わります。また上げるとしたら「忘れたころに」少しは動くかもしれません。これだけの大相場の後ですから、あまり動くとは見ない方が安全です。相場格言に「一番損した株は一番儲かった株」とあります。

一度いい思いをした株は、また買おうとしますが、一番失敗すると言うことです。業績的には1500~2000円の水準まで下げそうに見えます。下げ止まり確認が出来ない株は買うのは見送りましょう。

 

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東証1部 8591 オリックス の分析

「株価に一頃の勢いがなく、下降の一途になっています。買い残が多いですが、いつ、どういうタイミングで反転が見込まれますか。中期投資ですが、この株の現状と見通しをよろしくお願いします。」との事です。

株価は経済に先行して動くもの。株価分析する上で重要なキーワードです。オリックスは主力株(225種)であり金融株です。金融株は一番先に底入れし上がり始めます。逆に一番早く下がり始めると言う性質がある業種です。

オリックスはアベノミクスの前の2012年6月に底入れし値上がりしています。日経平均は昨年12月に高値を付けましたが、オリックスは11月が高値です。この様に日経平均よ対し先行して動く性質があります。現在の値下がりも日経平均に先行して動くと言うことは、日経平均より先に下げていると言う事です。

今後も日経平均が下落が続くならば、オリックス(主力株)は連動して下落しますが、先に動くと言うことは、先に底入れしてきますから、他の株よりは下げないでしょう。短期の下げ止まり確認は、大幅下落した後、株価が10日移動平均線を上回れば下げ止まりと見てください。

 

オリックスの一株純資産は1380円ですから、株価的には底値の目安と言えます。これ以上下落した場合は、10日移動平均線を上回るまで待ちましょう。底入れのシグナルです。また75日カイ率で-20%以下に下げた後、10日移動平均線を上回れば底入れです。または4月から消費税は増税となりますから、目先は3月末~4月10日前後が底入れ時期と見ています。

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