東証マザーズ 3623 ビリングシステム の分析

「7000円で購入しましたが 塩漬けでいます。換金して無料ソフト期間で他に資金を回したいのですが 」との事です。

 

買った理由が分からないから、何と言って良いか分かりません。
テクニカルでは、10月高値は21万円、現在は5000円です。200日移動平均線から大きく下げており、高値から売られ過ぎているから、リバウンド期待から買われたのでしょうか?。売られ過ぎた株はリバウンドしか期待できません。リバウンドの値幅は個々の株の状況によって決まります。

 

よく戻る株もあれば、全然戻らない株もある。元々、下げ相場の売られ過ぎた株でリバウンドの弱い株を、短期で値上がりするかどうか評価するものではありません。リバウンド期待で買ったが、リバウンドは期待できなかった場合。長期に切り替えるか。短期狙いならロスカットするしかないでしょう。

上昇基調の株は短期狙いも可能だが、下げ相場の株は、下げ止まり確認が出来ない間は下げ続けます。短期の下げ止まり確認は10日~25日移動平均線を上回ってからです。現在は10日移動平均線を下回っていますから下げ止まり確認はできず、まだ下げ基調の判断です。

 

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東証1部 9984 ソフトバンク の分析

「1月9000円台の高値が付いてから暫く8000円台で揉みあっていましたが、最近になって、急落されて止まらない状態となっています。今後はどうなるのか、分析して頂けないでしょうか。」との事です。

12月ピークに下げ始めています。株価の下げる理由は、上がり過ぎた株は下落幅は大きくなる。相場格言「山高ければ谷深し」のごとくです。またソフトバンクは225種株に分類されています。日経平均に連動するため、昨年末まで大幅高し、今年から日経平均が下落始めたら連動して大幅に売られています。

またソフトバンク株は、個人投資家に人気は高い株です。人気が高いだけに、いったん下落が始まると、高値で買った方は損失からロスカットが始まり、安値で買っていた方は利益縮小から売り急ぎます。日経平均が下げ止まる迄は、この様な傾向は続く可能性が高いと見ています。

 

短期の下げ止まり確認は5日~10日移動平均線を上回れば下げ止まり確認です。次は25日~75日移動平均線を上回る事です。下げ止まり確認ができるまで売られ続ける心配あり。現在は5日~10日移動平均線を下回っていますから、まだ下げ止まり確認は出来ない状況です。

 

この下落時に、信用買い残は増加しています。信用買い残から読み取れるものは「投資家心理」です。投資家心理とは①買った時期。②買った価格。③買った数量。④信用買いした人は儲かっているか・損失の状態か。信用買い残・売り残を見る事で、この4つが読み取れます。

 

1月から株価は下落中です。この下落の中で信用買い残は増加しています。下げで買い残が増加する時は、高値で買った方のナンピンも多くあります。損失の上の損失です。今日の下落は投げが出たでしょう。短期の10日カイ離率では-10%以上売られました。

短期では売られ過ぎ感が出始める水準でしょうか?。短期では下げ止まり待ちですが、下げ止まり待ちは5日~10日移動平均線を上回らなければ下げ止まり確認はできません。中期から見る下値メドば、まず高値から半値と見ましょう。下げ止まり確認が出来ない間は戻り売り相場と見て、大幅に売られた時はワンチャンスの買いはあっても、中期の買いは見送りましょう。

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東証1部 7211 三菱自動車 の分析

「公募増資後少し下げましたが、下げ止まり後急騰しました。公募増資に応募どうかと思います。動きとしてシャープのときのような動きを想定してます。」との事です。

 

住む地域にもよるのでしょうが、前は三菱の自動車は、めっきり見かけなくなった時期がありました。ここ1~2年はEV車を始め、話題の車など見かける様になりました。国内はテレビCMを見ていると燃費競争と言う感じですね。元々燃費に強かった三菱ですから、これからの巻き返しは期待したいところです。

昨年の営業成績は、アジアの利益額は国内の6倍です。これからはアジアなど海外に力を入れるのでしょうか。増資は海外への設備投資資金なのでしょうか。それとも有利子負債返済財源として使われるのでしょうか?。発表では優先株の処理のため増資→「成長ステージへ資本再構築プラン」としています。熾烈な自動車業界ですから、資本増強だけで再生するとは思いませんが、先立つものは金ですから、まず先立つものを用意し「成長ステージへ資本再構築プラン」へと進むのでしょうか。
 

株価は上がるかどうか?。営業利益は海外比率が高いので、2014年の為替動向の影響が一番でしょう。また国内で人気種でヒットを出すとか。目に見える巻き返しがあれば株価上昇するでしょう。そう言うのが見えなければ、一時的なもので終わる可能性あり。公募増資に目立った特典がなければ、いつでも市場で買えるのですから、市場で安くなった時をチャンスと見て買えば良いのではないかと思います。1000円割れを待ちたいところでしょう。

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