デイトレにおける前場で上昇する銘柄の特徴

本日はデイトレのポイントとして前場で上昇しやすい銘柄の特徴について見てみましょう。これまでもデイトレでは前場の上昇を狙うというお話をさせていただきました。そのような銘柄にはチャート上にも特徴がありますので、確認してみましょう。

まず5分足でのデイトレは、9:00~11:00程度の大きな波動に乗らなければ利益は望めません。上昇終わった後や後場では、手仕舞い売りが大量に入ってくるため、上値が重くなってしまうためです。前場で上昇しやすい状態をいかに見極めるかということが重要です。

ポイントは以下の3点となります。

・5分足の寄り付きから1本めのローソク足が陽線であること
・5分足の移動平均線で上昇トレンドであること
・株価が移動平均線の上にあること

20160908-1

寄り付き直後は、売買が相当交錯します。買いと売りのせめぎ合いとなり、その後に方向がきまります。5分足の比較的ゆっくりなデイトレであれば、株価の方向がはっきりとしてからエントリーしても十分に間に合います。寄り付きから1本目のローソク足で、陽線であれば買いが優勢、陰線であれば売りが優勢と判断します。

また5分足の移動平均線が右肩上がりの上昇トレンドであることも重要です。前日からの株価の強い動きを引き継いで、上昇が持続する銘柄を狙います。5分足で下降トレンドの銘柄では、前日から引き継いで売り圧力が強いため、どうしても売られやすくなります。

前日から強い上昇の勢いを保ちつつ、前場にて上昇する銘柄を見つけることが、勝率に高める重要なポイントとなります。今回はこのようなポイントを動画で解説いたしました。ぜひご覧ください。