東証1部 3445 RSTECHのリクエスト分析

「アドバイス助かっております。底値で動いてきたようなので買いを考えています。宜しくお願い致します。」と、リクエストいただきました。

いつもリクエストいただきまして、ありがとうございます。
それでは、日足チャートで確認してみましょう。

昨年8月に長期線(200日移動平均線)を割込んで以来、戻り高値を試す局面では75日移動平均線が上値の抵抗として機能し、同水準での戻り売りに下げ幅を拡大する動きが続きました。

現在、75日移動平均線からの乖離率もマイナス30%以上になっています。
目先は5日~25日移動平均線を上回ってきており、下げ止まりからの反発を期待する向きもありますが、下げ相場の一時的な下げ止まりの可能性が強く、すぐ戻り売りに転じる心配があります。

12月の急落時から、そろそろの打診買いで、信用買残も増加しています。
信用倍率は11.6倍と高水準です。仮に下降ボックスを下割れしてくるような動きがあった場合は、12月の急落時から積み上がった買残が下落要因となりますので注意が必要です。

大きく下げてきた後ですが、仮に日経平均が戻り局面に入っても大型株と比べると小型株の戻りは鈍いかもしれません。

前回の決算発表では、通期見通しを上方修正しており株価対策(投資家還元)として増配を打ち出していますので下値は堅いかもれませんが、上値を積極的に仕掛けていく向きは今のところ限定されています。買いはまだ早そうです。

動意づくきっかけとしては、2月13日に決算発表がありますので、注目してみてみましょう。

カテゴリー: チャート分析 パーマリンク