東証1部 7873 アーク の分析

「数年前から保有して多額の損金を!。産業再生支援機構の応援で再生?かと期待しているのですが、直近の下げ?大丈夫ですかネ?」との事です。

目先は決算発表を嫌気して売られました。3期連続の減収から2012年の売り上げの半値以下まで落ち込んでいます。それでも黒字を維持しているのですから大したものです。今週は前週比で76円安です。この株価で76円安はビックリしますね。企業再生機構が筆頭株主ですから当面倒産の心配はないでしょう。

 

週足チャートでは、26週カイ離率で-44%まで売られました。投げの出来高が少ない感じは受けますが、すでに大幅下落していますから、ここからの下げ余地は小さいでしょう。5月~6月は下げたら買い場、ここからの動きは注目したいところです。

株は長期で持っていたからと言ってうまくいきません。企業再生機構やアベノミクスに期待はあったものの、売り場では売っておいた方が安全です。買い場接近と見ましょう。

◆週足チャート◆

7873

◆財務業績画面◆

7873G

 

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東証1部 1898 世紀東急工業 の分析

「世紀東急:連結、14年3月当期2.4 %増37.93億円、15年3月期予想20.9 %減30億円の発表で100円まで下落。会社の3か年計画を見ればこれ以上は下がらないような気がします。単位株数を100株に5株を1株に併合予定です。株数は5分の1になり、買いやすい価格にしていることを考えると、今後期待がもてそうだと勝手に考えています。」との事です。

 

100円前後は底値ゾーンだと思います。今後の計画が失敗したり、予定が変わったりすれば別ですが。昨年9月はオリンピックのニュースで建設株、道路関連株は値を上げました。急騰からすぐ高値になりましたが、オリンピックはある訳ですし、短期では日柄整理も進みつつ、ぼちぼち底値ゾーンでしょう。

 

オリンピックの様な材料がでたら、業種的に大きく値を上げるでしょう。 その他に業績的に上がるかどうかは、今後の業績を見なければ何とも言えません。現在の業績を続けられるなら徐々に上昇に向かうと思います。チャートでは200日線形回帰トレンドを使って約1年間の株価の上限・下限を見てみますと、現在の価格は底値ゾーンと見えます。少し下げても底値です。

 

株価が中心線を上回らなければ上昇に向かいません。株価が動き出すとしたら、まず-1μを上回ってからになります。まず出来高増加から下値を切り上げるなどの動きが現れてからになります。このあたりが動き出したと見るポイントです。

 

1898

 

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東証マザーズ 2489 アドウェイズ の分析

「LINEの話題ニュースに比例する株ですが今後のチャートと需給からみたアドバイスをいただけたらと思います」 との事です。

株価が急騰する時は業績でなく材料で値上がりした時です。材料で値上がりした時は向こう5年間を先取りします。その5年間に材料は何れ業績に結びつかなければなりません。業績に結びつかなければ、業績に見合う株価に向け下げます。

チャート的には、キレイな3段上げの急騰相場が終わった形です。上昇相場が終わったと言う事は、この材料ではもう上がらないと考えた方が良いでしょう。ここ5年間、売り上げは2ケタの伸びをしていますが、利益は売り上げの伸びほどではありません。

売り上げが伸びても利益が伸びなければ、材料が終わった後、株価は上がりません。これから業績で株価は評価されるでしょう。2015年業績予想は期待したいものですが、利益予想が伸びなければ株価は上がりません。税引益で7億円以下、一株利益で30円以下の予想なら株価はあがりません。

現在の業績内容なら、株価は300円台に向け戻り売り相場に向かう心配があります。これだけ大きな3段上げの後ですから、短く見ても来年いっぱい株価は上がらないだろうと見ています。それくらい織り込んだ上げ幅です。

◆週足チャート◆

2489

◆財務業績◆

2489G

 

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