空売りに適した銘柄の特徴と選び方

NY市場の急落に伴い日経平均株価も下落の傾向が強まっています。個別株もNY市場ほどの下落とはなってはいないものの、全体的にはリスク回避の手仕舞い売りが目立ちます。そこで今回は空売りに適した銘柄の特徴と選び方について解説いたしました。

空売りとは株価が下落することによって利益を狙う売買方法ですので、チャート的にも下落しやすいパターンになっている銘柄を選ぶ必要があります。テクニカルの観点から下落しやすい銘柄というのは、チャートが明らかに右肩下がりとなっている銘柄や、上昇トレンドが終わるようなパターンになっている銘柄となります。

まずは、下降トレンドのチャートパターンから見てみましょう。

このチャートパターンは長期移動平均線が下向きで明らかな下降トレンドの状態にあります。このような右肩下がりの銘柄は、株価が一時的に上昇しても、その後反落して下落し続けるパターンとなります。そのため株価が上昇していて高値圏の銘柄よりも、手堅く空売りで仕掛けることができます。

続いて、上昇トレンドが終わり崩れてくるパターンを見てみましょう。

こちから上昇トレンドが長続きした状態から、25日移動平均線を下回って株価が下落しています。上昇トレンドが終わる際は、必ず25日移動平均線や75日移動平均線などを割り込むことで崩れてきます。空売りで狙う際も、このようなポイントになっている銘柄を見つけることが重要となります。株の達人では、銘柄選択の機能を使うことで、このような銘柄を簡単に見つけることができます。今回の動画では空売りに適したチャートのパターンと銘柄の選び方を解説いたしました。ぜひご覧ください。