転換足とRCIで見る日経平均株価の動き

今回は、転換足とRCIで日経平均株価の動きを見てみましょう。転換足は目先の方向が色で判断できるチャートです。またRCIは転換足では判別しにくい、より大きな波を捉えることができます。

まずは5分程ですので、以下の動画をご覧ください。

動画でもありましたように、現在の日経平均株価は25日移動平均線の上で推移しており、上昇トレンドを維持しています。またその中でも転換足が赤と青を繰り返していますが、上昇トレンドであるがゆえに、青の足は数日間で終わり、再び赤に転換して上昇するという状況が続いています。

またRCIを見てみますと、+80%~+100%の位置から下落してきますと、株価は一時的に調整をします。またRCIが下落してきますと、転換足も陰転し青が続きます。またRCIがマイナス圏にて反発することで、再び上昇に転じます。

この傾向を利用して、日経平均株価の動きを掴むことができます。チャートでも見てみましょう。

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日経平均株価も個別株もそうですが、毎日の株価の上下を見ていますと、現状がどちらの方向に向いていて、どういった局面にあるのかが、わからなくなることがあります。そうならないためにも、転換足やRCIなど、判断がわかりやすく明確なテクニカル指標を見ていただく必要があります。ぜひこういった指標を使い、しっかりと方向を確認していくようにしましょう。