上昇トレンドの崩れを狙った空売りのポイント

本日は上昇トレンドの崩れを狙った空売りのポイントについて見ていきましょう。株価が上昇トレンドの状態というのは、25日移動平均線が75日移動平均線よりも上にあり、株価もその上で推移している状態です。

また上昇トレンドが崩れてくるタイミングとは、株価が75日移動平均線を割り込み、25日移動平均線と75日移動平均線がデットクロスするポイントです。株価が75日移動平均線を下回らない間は、上下の動きを繰り返しながら上昇します。75日移動平均線を下回ると、上値が重くなり、徐々に下値を切り下げていき、最終的に25日移動平均線が75日移動平均線を下抜けます。

チャートで確認してみましょう。

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またこのチャート画像でもあるように、75日移動平均線と200日移動平均線が大きく乖離(離れている)している方が、下落する値幅が大きいため空売りに適しています。移動平均線は株価の抵抗帯として機能するのですが、75日移動平均線を割り込んだ場合は、200日移動平均線まで下落する可能性が高まります。

空売りは高値圏の銘柄を狙うのではなく、上昇トレンドが崩れて来た銘柄を狙うほうが圧倒的にやりやすいといえます。今回はこのような空売りのポイントにて動画解説しております。ぜひご覧ください。