日経平均が下落しても上昇を維持する銘柄の特徴

今回は日経平均株価が下落しても、上昇を維持する銘柄の特徴について見てみましょう。先日のように日経平均株価が急落すると、7割から8割以上の銘柄が同じように急落します。しかし、そのような状況でも上昇を維持する銘柄があります。

上昇維持する銘柄の特徴として、日経平均株価が急落しても、他の銘柄に比べて下落幅が極端に小さいかったり、または下落せずに保合いの状態になります。多くの銘柄が下落する中でも、その銘柄本来に上昇力が強いがために、安くなると買いが入り、下値が固い動きをします。

チャートで確認してみましょう。

20150716-1
このように上昇を維持している銘柄は、市場全体が大きく下落しても小さな調整で終わり、市場が反発すると、それ以上に上昇します。特に短期売買では、上昇が崩れずにしっかりとキープできている銘柄を狙っていくのが基本です。

日経平均株価は、いまだ先月の前回の高値を超えることは出来ていませんが、現時点で高値を超えて来た銘柄というのは、それだけ上昇の力が強い銘柄といえます。

今回は、このようなポイントを動画で解説しました。ぜひご覧ください。