転換足で見る小型・新興株の利食いテクニック

本日は、小型・新興株における転換足の利食いのポイントについて見てみましょう。小型新興株は上昇する勢いの強さに違いがあります。そのため、その動きの強さに対して、転換足も見方を変えていく必要があります。

まず上昇の勢いが強く、急騰していくパターンでは、転換足の足の長さも長く伸びながら上昇していきます。1日の上昇幅も大きく、ローソク足では大陽線が連続します。

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こういった短期急騰銘柄では、利食いもすばやく行う必要があります。ポイントは転換足の長さが短くなってきたところです。株価の上昇の勢いが鈍ってくると転換足の長さも短くなってきます。

株価が上昇するスピードがあまりに早い銘柄は、転換足が青になる前に利食いをするほうがよいといえます。株価が急騰した分だけ、株価の上下も大きくなります。そのため最優先しなければいけないのは、目先の利益の確保です。

続いて、上昇のペースが比較的堅調なパターンでも見てみましょう。

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転換足の長さは若干は伸びながら上昇していますが、先ほどの銘柄と比較して、急激な上昇というほどではありません。こういった場合は、出来るかぎり利益を伸ばしていくのがよいので、転換足の長さに関わらず、赤が連続しているかどうかで見ていくのが基本となります。また高値圏で転換足の高値の位置が揃うことがありますが、これも青に転換する前兆ですので、利食いのポイントとなります。

今回はこのようなポイント動画で解説しておりますので、ぜひご覧ください。