初めてでもわかるRSIの効果的な見方

日経平均株価は、24000円の高値をつけてから上値が重くなっており、個別株も下落調整している銘柄が増えています。本日は初めでもわかるRSIの効果的な見方について解説いたします。

RSIは個人投資家にも非常に人気のあるオシレーター系指標のひとつです。上昇と下落の値幅の合計に対して、上昇値幅が何%あるのかを示した指標です。RSIは一般的には、30%まで下がると下落幅が大きいため売られすぎといわれ、70%以上まで上昇すると買いの値幅が大きいため、買われすぎとなります。

下に表示されているのが、14日RSIとなりますが、30%以下になると株価が売られすぎ状態となっており、そこから反発している状況がわかるかと思います。ただし、6月から9月の動きを見ると、RSIが30%以下になっても株価は下がり続けている局面があります。

これは、RSIは買われすぎ売られすぎだけを判断するだけでなく、中間地点50%ラインを中心にトレンドの持続性を判断することができます。そのためRSIが30%を下回った後に反発しても、RSIの50%を上回ることができないと、そのまま下降トレンドとなってしまうことがあります。

そのためRSIではエントリーした後にも値を確認しながら、50%を上回るかどうかを見ていくことが大切です。またその際に、RSIにトレンドラインを引くと下降トレンドから上昇トレンドに転換するポイントも捉えることができます。

今回の動画では、このようなRSIの見方のポイントを解説させていただきました。初めてでも、わかりやすい内容なっていますので、ぜひご覧ください。