日経平均が最高値を更新する中、決算発表が出揃い、上値が軽く力強く上昇を続ける銘柄が目立っています。中でも業績が堅調で、テクニカル面でも強い動きを示す銘柄は、年初来高値を更新しながら買いが集まりやすくなります。
たとえばエクシオグループ(1951)は、5月の高値を突破し、短期移動平均線に沿って上昇を続けています。移動平均線はすべて上向きで、増収増益かつPERも高すぎず、上値が軽い典型的なパターンです。
こうした銘柄を効率的に探すには、業績やテクニカル条件を組み合わせたスクリーニングが有効です。今回は株の達人(バージョン7)を用い、売上高・経常利益・純利益が通期で5%以上増加、PERが20倍以下、25日平均出来高が20万株以上という条件を設定しました。さらに「新高値銘柄」のランキング条件を加えることで、年初来高値更新中かつ割高感の少ない銘柄を抽出できます。
実際に条件を実行すると、直近では13銘柄が該当し、多くが増収増益かつPERが低めのため、上値余地が期待できます。条件は柔軟に調整可能で、PERを30倍以下に広げたり、配当利回りを追加したりすることで投資スタイルに合わせた選別もできます。また、新高値銘柄から探す方法はシンプルかつ精度が高く、決算直後の時期には特に有効です。
移動平均線の条件を追加すれば、さらにトレンドの強い銘柄に絞ることも可能です。株の達人を活用すれば、今の相場環境に適した条件設定で、短時間で効率的に銘柄を見つけられます。特に決算後は業績データを踏まえたスクリーニングが、確度の高い投資判断につながります。
今回はこのような好業績かつ上値が軽い銘柄の見つけ方を動画で解説していますので、ぜひご覧ください。