初めてでもわかるRCIの見方・使い方

日経平均株価は、一時31,000円を上回るところまで買われましたが、利益確定売りに押される展開となっています。今回は初めてでもわかるRCIの見方や使い方を解説いたします。

RCIは他のオシレーター指標の株価の上下の動きに合いやすく見やすい指標です。一定期間の株価の価格を順位付けし日付の経過との相関関係を表した指標です。株価の高値や安値は考慮していないのも特徴のひとつです。

RCIはプラスマイナス100%で推移しますが、基本的な見方は-80%以下で底値圏、+80%以上で高値圏と判断します。買いタイミングとしてはRCIが0%を割り込み-80%近くまで到達した際に買い場と判断します。また株価が前回の高値を超えずにボックスの動きであれば、RCIで底値と高値を判別して売り買いのタイミングを判断することができます。

ただし、株価が年初来高値を更新し始めると、RCIは高値圏に到達後も上に張り付く状態となるため注意が必要となります。逆にこの現象を利用して利益を伸ばす判断も可能となります。今回はこのようなRCIの見方や使い方をわかりやすく動画で解説いたしました。ぜひ御覧ください。

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ボリンジャーバンドでわかる株価が動き出した銘柄のパターン

日経平均株価は30,000円の大台を1年8ヶ月ぶりに突破し、短期の外国人買いを中心に強く買われています。個別株も高値更新しながら上昇する銘柄が増えています。そこで今回はボリンジャーバンドを使った株価が動き出した銘柄のチャートパターンを解説いたします。

ボリンジャーバンドの短期トレードのエントリーポイントとしては、バンドが狭い状態で推移してから株価が+2σバンドを上抜けてブレイクするエクスパンションのパターンが最も有名です。主に小型株などに見られるチャートパターンですが、上昇トレンドの初動を判別できます。

このチャートではバンド収縮状態から大陽線で+2σバンドをローソク足が飛び出した後に株価が急騰しています。決算発表などの好材料が出た場合などに、このようなパターンになることが多くなります。そのままバンドが拡大したまま大きく値上がりすることもあるため、エントリーポイントとして押さえておくと良いでしょう。また同時に出来高も増加しており、MACDも上向きに転換していると、より上昇する確率が高くなります。

今回はこのようなボリンジャーバンドの見方をわかりやすく解説いたしましたので、ぜひご覧ください。

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移動平均線の状態でわかる上昇トレンド初動のチャートパターン

日経平均株価は29,000円の節目付近で売り買いの攻防が続いています。ただ個別株は新高値更新銘柄も増えており、決算発表などをきっかけに強く買われる銘柄も増えています。そこで今回は移動平均線が上昇トレンド初期の状態のチャートパターンを解説いたします。

こちらのチャートパターンでは短期から長期までの移動平均線が上から順に並び、各線が上向きになり始めた時期が上昇トレンドの初期となっていることが確認できます。株価が上昇トレンドになる際は短期から長期までの移動平均線が上向きの状態で上昇が続いていきます。

また移動平均線のいち関係も短期から長期までの各移動平均線が上から順番に並ぶ状態になることで上昇が強まり高値更新していきます。移動平均線で見る上昇トレンドの初期状態では、各移動平均線が短期から長期の順番になり始めたばかり時期となります。そのため移動平均線が横ばいから、徐々に位置関係や傾きが変化する時時を見逃さないことが重要です。

株の達人の銘柄選択では、このような移動平均線が上昇トレンドに転換し始めた銘柄を簡単に見つけることができます。標準条件に「上昇トレンド初期の銘柄」という条件があるため、難しい設定も必要ありません。今回はこのようなポイントを動画で解説しておりますので、ぜひご覧ください。

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